詳細情報
倉庫を半分埋める
倉庫内の環境を省エネの実現及び快適性の維持の為に、
・倉庫を半分土に埋め込んで、土のもつ断熱性・保温効果を利用する。
・地下水位置が浅い場合は建物周囲に土を盛り上げて同じ効果をつくります。
建物を土に埋める効果の理由説明
土はそれ自体に蓄熱・保温・断熱効果をもちますが、なお夏の熱気・冬の冷気を1ヶ月に1m位ずつ下方に伝えます。この為地上外気温と地下に埋めた建物周囲の土の温度にズレが生じこの温度差を利用するのです。
建物を土に埋めて生じるマイナスは?
地下室をつくる場合は地下水位置が問題となります。地下水が深い場合はOKですが浅い場合は建物を地上につくり周囲を盛土して同じ効果をだします。室内の換気は換気扇に採光はトップライトを設置します。
当事務所は100年以上使える建物を目指しています。
目標とする長持ちする建築とは?
・屋根・外壁は経年変化の少ない、耐久性に優れた修理のやり易い自然材を出来るだけ採用すること
・電気器具・配線や設備器具・配管はデザインよりも交換可能な設計とします。