ギャラリー日向

柿釉専門店　陶房日向

　★日向窯のルーツ

　群馬県安中市の山中に築かれた自性寺焼の職人(初代須藤勇次郎）が明治時代に益子町道祖土に開窯し再スタートしました。その後（二代目須藤安太郎）の時代には多くの職人を抱える有数の窯元になりました。

　人間国宝の濱田庄司先生が益子に開窯し、民藝活動により益子焼も雑器から美術品へと変貌していきました。(三代目須藤武雄）がご親族と同級生でもあったご縁から、師事を仰ぎ、工房を先生のお誘いで筋向いに開窯させていただき、先生の確立した新しい益子焼きの技法と伝統を忠実に受け継いだ民藝陶器にたずさわって参りました。

　今では(四代目田上勇)、(五代目田上宗利）、親子が民藝の生みの親である濱田庄司先生の伝統と柿釉をベースに現代社会にマッチした益子焼を作陶しています。