七不思議の湯
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源泉名:奈良田温泉 七不思議の湯 泉質:含硫黄ナトリウム塩化物温泉 湧出地:当館駐車場南 源泉温度:47.9°C PH値:9.0 湧出量:毎分約70ℓ 湧きだし方:ポンプによる揚湯(井戸の深さ500m) 浴槽への給湯:源泉100%かけ流し、加水なし(熱交換により温度調節) 浴槽の数:総桧風呂(内湯)男女各1 露天風呂(石造り/木造り) 男女各1 浴槽の清掃:毎日清掃・完全換水 |

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温泉の特徴 ・透明からグリーン、白濁等まれに湯色が変化することがある ・黒や白の湯華 ・硫黄の香りが強くなったり弱くなったり ・ツルツルぬるぬる美肌の湯 \浴室も滑りやすいのでご用心/
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なんで「七不思議の湯」って言うの?
今から1300年以上昔のことです。奈良の都にお住いの奈良王様が、ある夜夢を見ました。夢の中で真っ白い髭をたくわえた翁がこう申します。
「甲斐の国、白鳳の深山に諸病に効ある霊泉あり」このころの奈良王様はご病気だったのです。そうそう、奈良王様とは第46代孝謙天皇のことなのです。
奈良王様は、甲斐の国を目指して旅を続けました。古府中(現在の甲府市)に入ると夢の中の風景を思い浮かべ「あの山を越えたところじゃ」と、櫛形山を目指しました。奈良王様は御勅使川に沿って険しい山道を登り、ドノコヤ峠を越えて山奥の小さな村にたどり着きました。
「おお!ここじゃここじゃ。この地に相違ない。奈良の都は七条なるが、この地は七段、ここも真に奈良だ!」と驚かれ、この地は奈良田と呼ばれるようになりました。
こうして奈良王様は奈良田の温泉で病を癒し、およそ8年の歳月を奈良田でお過ごしになったそうです。奈良王様が都へお帰りになった後、村人たちは奈良王様のお住まいを奈良王神社として奉り、残された功績を奈良田の七不思議として後世に伝えました。
現在はそのほとんどがダム湖の建設で湖底に沈んでしまいましたが、七不思議の中の洗濯地と呼ばれた温泉は、今もなお多くの人に親しまれ、いろいろの病に効くことから七つの名を持つ温泉として残っています。しょみず、ぬく湯、みょうぞんの湯、長寿の湯、子宝の湯、おぼこの湯、くなの湯。これらをひとまとめにして「七不思議の湯」と呼ばれるようになったと云われています。
しょみず(塩の池)
ぬく湯(洗濯池)
孝謙天皇入来当時、奥深い山郷ゆえに塩がないのと、川も凍てつく厳しい寒さにお困りになられた帝が八幡神社へ祈願されたところ、たちまち湧水が塩水に代わり、ぬく湯(温泉)が湧き、奈良田七不思議の中の「塩の池」「洗濯地」と呼ばれるようになった。
ぬく湯は帝の衣類を洗った後、村人にも開放されたと云われ、まるで洗剤を使ったようなぬめりのある湯が衣類をきれいにし、殺菌効果まであったと云い、病魔を「抜く」の意味もあると伝えられている。
みょうぞんの湯
万病に特効があり、重い病の人もこの湯につかると、みょうぞん(明星)のように明るく元気になると云われている。
長寿の湯
美人の湯、若返りの湯とも云われ、この湯につかると肌がツルツルして潤いのある肌が保たれる。化粧水さえ不要に思えてくる。
子宝の湯
おぼこの湯
豊富な効能があるこの湯につかると子宝に恵まれ、授かったおぼこ(子供)の様々な皮膚病にも特効があると云われている。
くなの湯
焼畑の3年目以降をくな(苦無)といい、焼畑農耕で疲れた体を苦も無く癒してくれる湯であり、疲労回復が早く、活力がみなぎる。
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