お寺の写真
阿弥陀様のこと
四季がなくても美しい世界 極楽浄土
お坊さんの世界にも衣替えがあります。
浄土宗では、
6月から9月までが夏用の薄い法衣を、
10月から5月までが
冬用の厚手の法衣を着用します。
(地域によって時期に差があるようです)
ところで極楽浄土には
春・夏・秋・冬の四季がありません。
四季の移ろいが美しい日本の風土からすると
少々物足りないと感じるかも知れません。
しかし、そこには
阿弥陀仏の計らいがあるのです。
浄土三部経の一つ
『仏説無量寿経』には
極楽浄土の気候について
次のように説かれています。
「亦無 地獄餓鬼畜生 諸難之趣
亦無 四時春秋冬夏 不寒不熱常和調適」
(意訳)
極楽浄土には、地獄・餓鬼・畜生のような
苦しみの世界は一切存在せず
また、春秋冬夏の四時が無く
寒い暑いといったことが無く
寒暑が常に快適に保たれている。
すなわち、私たちが心地よく仏道修行を
進めることが出来るように、
阿弥陀さまは一切の苦しみがない
優れた環境を
しつらえてくださいました。
もちろん、凍えるような冬の寒さ
うだるような夏の暑さに
煩わされることもありません。
極楽浄土のいたるところに、
阿弥陀さまのお心遣いが満ち溢れています。
2019-02-17 15:59:18