中山町栗生産組合とは
中山町の栗の歴史
愛媛県伊予市中山町は、茨城県・熊本県と並び、日本3大栗産地として有名で古くから栗を栽培してきた歴史があります。
江戸時代には将軍徳川家光に献上し賞賛されたと言われています。
しかし、高齢化や後継者不足、安い外国産の栗の輸入などにより、中山町の栗の生産は年々減少しています。
中山町栗生産組合のあゆみ
戦前より、中山町佐礼谷村の特産物は栗と蜜柑だった。
平成6年 当時の中山町長亀井正哲氏が新しい農村デザインを創造する「栗の町中山町」を提唱し、住民総参
加で住みたくなるような町づくりを行った。その結果、全国各地から視察団が訪れ、住んでみたい
町村全国第6位になった。
平成11年 中山町農業協同組合が、合併してJAえひめ中央となり、中山栗が「えひめの栗」になった。
平成11年 中山町と伊予市の合併により、中山町の最後の町長である市田勝久氏が中山町と名の付くものが無
くなることを危惧して中山栗生産組合を「中山町栗生産組合」に改名した。
以降、栗園で連続着毬する偶発実生苗とボーメード比重計で3.0の偶発実生苗を発見し、栽培すると2果毬栗で
あった。「サレヤロマン(花栗)」や「中岡1号(サレヤ金吉)」を品種登録して、生産。中岡1号の糖度は15
~16度(デジタル糖度計MAX40度)。オンリーワンの最高の栗をつくり、現在に至る。
サレヤの名前は、愛媛県伊予市中山町佐礼谷(サレタニ)地区の「佐礼谷」を「サレヤ」と読み間違えたことから。
これからの中山栗
少子高齢化により、現在組合員は3名にまで減少し、歴史ある中山栗は存続が大変厳しい状況にあります。
私たち、中山町栗生産組合は、「先人に感謝」し、誇れる地域、あるものを磨き意志ある未来を目指しオ
ンリーワンの栗産地づくりに取り組んでいます。
このホームページでは私たちの取り組みを紹介するとともに、中山栗の魅力を発信してまいります。