「 くつしたの町 ・ 広陵町 」。 日本では1年間に約6億足の靴下が生産されているのだそうですが、 そのうちの約40%を人口3万4千人の小さな町、奈良県の広陵町が生産をしています。 奈良県広陵町は古くから大和木綿の産地として、その名を広く知られてきました。 しかし、明治末期を境に急激に衰退し、その名も忘れられがちになってきた頃の1910年、 一人の事業家・吉井泰二朗氏が広陵町にも産業を興し、 財政基盤をしっかりさせようとアメリカへ渡航し編み機を購入。 靴下製造工場を設立しました。 「くつしたの町・広陵町」のはじまりです。