2024.05.17 Friday

良い古着やヴィンテージの出逢いと選び方

来店されるお客様から、『「良い古着」「良いヴィンテージ品」とは何ですか?』や、『どうやって選べばよいですか?』との質問を受けます。全て、ご案内ができませんが、一部、紹介します。

 

良い古着やヴィンテージ衣料と出逢うには、購入の際に、チェックしておきたいポイントを知っておくことが重要です。例えば、『りんごを購入する時に、甘さが重要なら、ここを見ろ!』といった具合です。古着やヴィンテージをお探しの際は、以下の5点に注意しましょう。

① 衣服の全体を見渡す

まずは、ザっと目を通し、穴が空いていないか、色褪せが激しくないか等を確認します。店内が薄暗い場合は、明るい照明の下や、入口付近の自然光がある場所で、確認すると良いです。

 見る角度も、正面、裏面、側面、下から、上からといった具合に四方から見ていくと、色あせや穴が空いていないかが確認しやすいです。

 

② 黄ばみ・黒ずみが無いかを確認

普段、衣類を着ている皆さんですから、心当たりがあると思います。やはり、襟元や裾は傷みやすく、汚れやすいところです。いわゆる皮脂汚れです。古着やヴィンテージは、時間がたっていますので、ちゃんと取り扱われていないと、汚れを落とすのは至難の業です。

また、脇の下も、しっかりと確認しましょう。黄ばみが出やすいところです。また、生地が薄くなっていることもあります。腕は、頻繁に動かす場所ですので、擦れてヘタリが出ることがあります。ヘタリが無いか、生地が薄くなっていないかを確認します。

 

③ 装飾周辺の確認

ポケットは、人が頻繁に使用するものです。良い古着やヴィンテージでは、この部分が壊れていることがあります。必ずチェックします。

 また、古着やヴィンテージ衣料は、ボタンが取れかかっているものも多い印象です。外れたら直せるレベルなのかも含め、しっかりと見ておきます。購入後、気づかないうちに、ボタンを紛失してしまったという声も多々あります。同じデザインのボタンは、二度と手に入れられないのも古着やヴィンテージです。しっかりと確認しておきます、出逢い特徴です。

 

④ マネキン展示等は狙い目

マネキンに着せられている古着やヴィンテージ衣料は、そのお店が選択して『わざわざ見えやすいところ』に展示しています。つまり、痛みもなく、色あせも無く、多くの好条件がそろった古着やヴィンテージです。また、マネキンに着せているということは、流行やトレンドを反映したものも多いです。

展示しているものが好みか否かを必ず確認し、好みであれば購入の選択候補にします。

 

⑤ まとめ

あくまでも、「傷んでいる古着やヴィンテージは買わない」「色あせている古着やヴィンテージは買わない」と決めつけることなく、傷んでいたら、その分割安、色あせていたら、その分割安といった具合に、価格と品質のバランスを意識して、買いまわるようにすると良いです。補修して活用する御客様も多いです。それも醍醐味なのが古着やヴィンテージとも言えます。

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