【和紙畳表施工後のお手入れ方法】

＊日常のお手入れ方法

●日頃の掃除と換気は必ず行ってください。汚れやほこり、過度の湿気などの条件でカビの発生やダニが増殖し、健康を害する恐れがあります。

●掃除機は畳の目に沿って力を入れずに軽くかけ、埃やゴミを取り除いてください。また、掃除中に固形物を踏んだり引きずった場合は、傷がつく恐れがありますのでご注意ください。

●日頃のお手入れは、乾いた雑巾で畳の目に沿って乾拭きしてください。

●月1回程度、固く絞った濡れ雑巾で表面を軽く拭いてください。決して、濡れ雑巾で強くこすらないでください。表面が白っぽくなる恐れがあります。

●過度な湿気を含ませないために、お天気の良い日には窓を開けて風通しを良くしてください。

 

 

＊もしもの時の対処方法

●汚れてしまった場合・・・

和紙畳表には防汚加工がされていますが、お茶やジュース、調味料などをこぼしてしまった場合は速やかに乾いた布などで吸い取ってください。

時間が経ってしまうと汚れが染み込んで落ちにくくなってしまいます。

強くこすらず、上から押さえるようにして布などに吸い取らせるようにしてください。

強くこすってしまうと、和紙畳表の表面が白っぽくなってしまう事があります。ご注意ください。

 

●油性物（ケチャップ・バター・化粧クリームなど）をこぼしてしまった場合・・・

水で薄めた中性洗剤を布などに含ませ、固く絞ってから軽く拭き取ってください。

中性洗剤が表面に残ってしまいますと、撥水効果が落ちてしまいますので良く拭き取ってください。

 

●凹みなどの場合・・・

3分間ほど蒸しタオルを当ててください。蒸気で凹みを小さくすることができます。

なお長時間当てると変色する場合がありますのでご注意ください。

改善はできますが完全に元どおりにはなりませんので、なるべく凹みがつかないようにお気を付けください。

 

●その他、シミ汚れや軽度のやけこげ等はご相談ください。