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長徳寺は、飯淵不動尊・飯淵お不動さん、あやかり不動と呼ばれ信仰をあつめています。

 平安時代の弘仁2年(812年)、この地では大雨により大井川が氾濫し、住民たちは疫病で苦しんでいました。

災難を知った弘法大師(空海)は薬草を使って人々を治療し、波切不動明王立像を彫って授けたとされています。住民たちは尊像を祀るお堂を建て、長徳2年(996年)に長徳寺が創建されました。

仕事運上昇・商売繁盛・大漁祈願・交通安全・家内安全・無病息災・良縁成就・開運招福などに、ご利益があるといわれているパワースポットです。

 

格天井の絵
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本堂の格天井のマス目一つ一つには、それぞれ異なる花が描かれています。野口幽谷の門人、益頭峻南他5名の筆によるものです。見事に表された花々に飾られた天井は、県下でも大変珍しいものといえるでしょう。総数96枚を数えます。

 

稲荷社      
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稲荷社は、不動山長徳寺の鎮守として、正徳4年(1714)島田に滞在中の井伊治公(直弼の先祖)の建立で「叱枳尼尊天」といって五穀豊穣神として、また現世では商工業の神として広く知られ多くの人から信仰されています。