【常設展示】フォトギャラリー
此下勝士 Katsushi Konoshita
1942年8月12広島生まれ 2019年9月30日没 享年77歳
シャッターを押す瞬間の、「自然が四季折々に見せる彩り豊かな風景をありのままフィルムに写し止める」。一貫したこだわりをもって撮影を楽しむ姿は生涯変わりませんでした。
若かりし頃、趣味であったカメラを封印したのは家族を養い守るため。
定年退職後、消えることのなかった写真への思いが再燃し、以降、大判・中判のフィルムカメラを体の一部として執念を燃やし、愛する風景写真のあるべき姿を己に厳しく追及し続けました。現像されたスリーブ状のフィルムに同じカットは余程のことがなければありません。段階露出のない1コマ限りのフィルムに埋め尽くされたスリーブからは常に自然や風景に敬意をもって臨んでいることを感じずにはいられませんでした。
「シャッターを押した瞬間が作品の完成である」が此下氏のモットーであり、原画とは異なる修正を施した物を作品として出すことを最後まで良しとしない人柄に多くの仲間が尊敬の念をもち、此下氏の周りではいつも賑やかな写真談義が聞こえるのが日常でした。
そして、地元の中国地方だけでなく北海道、信州、四国、九州、全国各地を何日も車の中で寝泊まりしながら撮影した作品の数々に写真への思いが如実に現れています。
また、日本風景写真協会広島支部(現在は広島第一支部)設立に携わり、設立後は長きにわたり支部会員の育成・指導に尽力しました。此下氏の写真に対するひたむきさは現在も支部員に引き継がれ生き続けています。
風景でありながらどこかしら人との繋がりを感じさせ、優しく、香り立ち、静かな音が聞こえてくるような世界観をお楽しみください。
■主な作品展
1996年4月 『芸北八幡湿原の四季の花』写真展
於 中国電力電化ホール・芸北町民文化ホール
2005年10月 第11回前田真三賞最終ノミネート作品展
於 富士フォトサロン東京・富士フォトサロン広島
1998~2019年 PFJ写真展 連続作品選出
■主な入賞・活動歴
広島県美術展 入選5回
中国山地ゆたかな自然コンテスト 推薦・入選17回
北広島町観光写真コンテスト 審査員賞 他多数受賞
島根県農村景観コンテスト 審査員特別賞 他
AMAアマテラス公募展 富永一朗賞・入選3回
日本大判写真展 日本カメラ賞
富士フィルムフォトコンテスト ネイチャー部門入選 他受賞作品多数
PFJ(日本写真家連盟)会員
JNP(日本風景写真協会)理事を歴任
山吉 昭 Akira Yamayoshi
1948年 広島市生まれ 広島市在住
1999年より富士山の秀麗さに惹かれ、本格的な風景写真撮影にのめり込む
2005年 日本写真連盟(PFJ)に入会
常任講師の竹内敏信氏・川口邦雄氏・清水重蔵氏・斎藤友覧氏より講評を受ける
2008年 日本風景写真協会(JNP)広島支部発足時メンバー
毎年、日本風景写真協会広島支部展として広島県民文化センターに作品展示
2014年 初個展「風景賛歌」~季節を彩る~ 開催
現在は中国山地をメインフィールドにゆったりとした自然の中でのんびりとした撮影を心がけている。自然風景の織りなす一期一会の出会いを大切に、撮影活動を続ける。































