2024.03.29 Friday

詳細情報

パール(真珠)の種類と評価

パールは種類のほか、5つの要素から評価されております。
(1)種類:  ①あこや真珠(日本で採れるパール。「和珠」とも言います) ②黒真珠(タヒチなどの南洋で採れる黒いパール) ③南洋白蝶真珠(南洋の白蝶貝から採れるパール) ④その他:淡水真珠、ケシ真珠、マベ真珠など
(2)6大要素(色、照り、巻き、キズ、形、大きさ)  
①色 :真珠の色です。(ホワイト、ピンク、クリーム、ホワイトシルバー、シャンパン、グリーンブラックなど)  
②照り:輝き、光沢のことです。  
③巻き:パールは貝が体の中で回しながら分泌物をつけていきます。その分泌物の厚み(真珠層の厚み)を巻きと言います。厚みがあるほど、良い商品とされております。  
④キズ:パールは天然のものでは、キズがつきます。  
⑤形 :天然の真珠は形がさまざまです。真ん丸いものを「ラウンド(真円)」と呼び、「セミラウンド(やや丸型)」、「バロック(変形)」などもあり、それらにより評価が異なります。  
⑥大きさ:パールは大きさにより、評価や価格が大きく異なります。  
当社では、国産のあこやから南洋のパールなど、本物を幅広くご用意しております。
加工用パールの写真
加工用パールの写真

パールは一つひとつ個性があるもの

 パールは、自然の力とそれを補助する人の手によってでき上がります。  あこや貝や黒蝶貝などの天然の貝の貝柱のすぐわきにある袋に、熟練の技術者が核を入れることに始まります。貝も当然、生き物ですので、入れ方が悪いと吐き出したりしますし、また、貝柱に当たって変形したり、傷付きになってしまったりします。さらに、大きい珠を作りたいからと言って、貝の許容範囲を超えたようなサイズの核を入れれば、ストレスで巻きが弱くなったり、貝自体が死んでしまったり、結果、パールづくりは失敗してしまいます。このように、パールは、繊細でかつ美しい宝飾品であり、自然の恵みと人間の英知の結晶とも言われるものです。 また、このようにしてできあがる本物のパールは、ひとつひとつ個性があるものなのです。貝自体の健康状態や環境条件により、一粒一粒異なってきます。形、つや、色合い、全てにおいてひとつひとつが、個性を放っております。 近年、プラスチックやガラスなどの人工だけのものが多くなっておりますが、本物のパールが「ラウンド(真円)」であることは、奇跡に近いものなのです。そして、そんな希少なパールを選び抜いた上で、作られるものだからこそ、本真珠が高価であるのだとご理解いただきたく思います。
南洋真珠のネックレス
南洋真珠のネックレス

パールのお手入れの仕方

パールは、前述のとおり、自然の所産であり、ダイヤモンドなどの他の宝石とは異なり、最も柔らかく、呼吸をする宝石です。ついては、使用後にはお手入れが必要です。お手入れ方法は以下のとおりです。 ①着用後は、必ず拭いてから保管して下さい。(汗や化粧品による光沢の鈍化を防ぐためです) ②宝石や貴金属と直接触れ合わないようにしてください。(キズがつかないためです) ③光の当たらないところに保管してください。(黄ばみを防ぐためです) ④極端に乾燥した場所や湿気の多い場所には保管しないでください。
パールのブレスレット
パールのブレスレット

ごあいさつ

パールは、二つとして同じものがありません。技術者が、貝柱の横にある真珠袋に入れて作るのですが、入れ方が悪ければ、変形したり、キズがつきますし、性急に育成しようとすれば、変形したパールになってしまいます。  数年の歳月をかけて、貝が一生懸命に巻き上げてくれたパール。MY PEARLでは、そんな本物にこだわり、厳選したものを現地に赴き仕入れ、そのパールの一つひとつの個性を生かし、お客様の使うシーンを想像しながら、真珠同様に世界に二つとない逸品を作り上げます。用途、ご予算、種類など、ご相談ください。お客様の要望に合せて、しっかりとした逸品をお作りいたします。
製作風景
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