2026-06-28 07:56:00

地理・地学・体感の重要性

2024年7月15日に投稿した日記を抜粋して、もう一度。

 

近年の、自然災害の多発化・激甚化に対して、それらを未然に察知・防ごうと、各種観測網も倍増し日々充実の一途です。

各種デジタル機器も急速に進化発展し、スマホ・タブレット・PCで、屋内外問わずに何時でも何処でもボタン一つで様々な情報を瞬時に引き出せます。

ホントに便利な世の中になったものです。が、あまりにも【視覚情報】に傾倒し過ぎていませんか?

 

以前は重要視し多用してきた【五感】をフルに使った、体感での予測はもはや時代遅れの様相を呈しています。

しかし、視覚や聴覚以外、【ニオイ】【肌感覚】【実際の温度感】などは、スマホやテレビの画面からは一切正確には伝わりません。

画面を注視しているうちに、自然界からの重要なサインの見落としがあって、身を危険に晒す様なことは是非とも避けて欲しいものです。

不用意に外に出ずとも、窓を一部開けて周囲の様子を伺う事も出来ます。

風向きや風の強さ、雲の量や流れ具合、雨や陽射しの強弱、川の流れの速さ・水量、周辺の臭い、周辺の音・・・これらから得られる事は非常に多いです。一瞬で全ての情報を手に出来ます。

 

店主の幼少期、店主の祖母や、地域の高齢の方々が、

【あめんふいかたが かねっとな ないか ちごどなぁ】【側溝や排水溝かい 道路せぇ みっが流れでけた】【かんないどんが はめっけやっなぁ】【ないか妙な かざがすいね】【どっかいか 妙な音がすっ じないやろかい】【風がでっきたよっで 木も揺れでけた】【トタンが バタバタしでけた】【風が 急にぬきなった・つんてなった】

これらを感じ取ったら、災害発生の一歩手前だから直ぐに避難を始めろ。ラジオやテレビを聞いてからでは遅い。と云っていました。 

 

また、地理や地学の情報・知識は非常に役に立ちます。その土地土地の成り立ちや河川位置、山の形、住宅の場所の周辺地形から、起こり得る災害等を事前に予測する事も可能です。

国費を投じた大規模かつ大掛かりな造成工事が行われていない限り、民間開発の箇所でも、高低差や起伏・傾斜は充分に感じ取れるはずです。