じわじわと
3月からはじまった原油不足・ナフサ不足の悪影響が、今、じわじわと各分野で顕著になってきています。
原油不足からのガソリン高騰の際には、補助金や備蓄放出で乗り切れましたが、ナフサ由来製品は、そう簡単には行かないようです。
現在は、ナフサ不足から様々な製品の製造が滞り、深刻な品不足が生じ、価格の高騰と在庫の奪い合いが発生する状態となっています。
特に、油性塗料やシンナー、コーキング、マスカーテープ、塩ビパイプ・塩ビ部材、雨樋い部材、絶縁テープ、構造合板(ベニヤ板含む)、集成材、防水材(ルーフィング・透湿防水シート)、断熱材(グラスウール・スタイロフォーム)
等が今現在、原材料不足による製造中止でのメーカー欠品や、大幅な生産調整による極端な品不足に陥っています。
床用接着剤や、家具用のボンド等も不足している様です。
この為、【塗装業界】・【水道設備業界】・【電気設備業界】・【建築業界】・【内装業者】に多大な悪影響が生じ、中でも、塗装業者と水道設備業者は深刻な非常事態で、仕事が出来ない状態が続き(先の見通しも不明)、仕事が消失し収入も消失。経営難に陥り、解雇・離職・廃業に傾く業者が出始めている様です。
物が無い為仕事が出来ないと聞くと、『なんで充分な在庫を抱えないの』と、思われるかもしれませんが、建材品等はとにかく嵩張るし広い保管場所を取るんです。
半年~一年分となると、倉庫を別に1棟建てても収めきれない量(サイズ)となり、とても現実的ではありません。かといって屋外に雨曝し日ざらしにもできず、積重ねるにも当然限度があります。
問屋・販売店(ホームセンター・町の金物屋)・各業者さん(工務店含む)が知恵を絞って対応したとして、保管場所にも限度があります。 これは、とてもとても一般消費者には対応できるものではありません。
政治家が、【年内の必要な量は確保出来ている】【目詰まり解消に向けて引き続き協力依頼などを働きかける】と、いくら唱えたとて、現場に製品(各建築資材)が届かない事には、一歩も進めません。
今朝は、自動車整備業界がオイルと不足とタイヤ関連のニュースと、全農が”ようやく”農業資材不足のニュースを出しました。
少しづつ、情報が小出しにされています。
テレビや新聞を見聞きしているだけでは完全に周回遅れとなってしまいます。
但し、ネットに溢れている情報も玉石混交で、各人の主観が強く入っていたリ、また聞きの内容となっている場合も多いので、これも注意が必要です。
もし、参考にされるならば、【『高荷智也』さんの、死なない防災!そなえるTV】が一推しです。
その中でも、ローリングストックと、自分に取って絶対に必要となる品(なければ絶対に困る品)を、平常時から1個~2個は常にストック(買い置き)する事を推奨されています。
使ったり食べたりしたら、その分を必ず購入しておきさえすれば、物流の混乱や、極端な品不足となっても、直ぐに困る状態にはならないと云われています。
