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2026-01-10 20:43:00
コンビニ人間
今日は前から気になってた小説、
村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を読んだんですが
数時間で読み終えました。
すごい小説…。
身につまされる、私には痛いくらいのリアリティを
感じさせられて
読み終えて気分が良いものではない。
でも、自分が感じてたことを言語化されたことの
喜びというか…そういうものを感じました。
これは若い人、結婚や出産してる人、
新卒で就職してずっと正社員で働いてる人は
そこまで共感しないかもしれない。
非正規でばかり働き、
いい歳して結婚も出産もしなかった私が
今まで感じてきた不快感、違和感、嫌悪感、
そういうものを言語化されたことへの
共感と感動というか。
例えば、30代後半の頃から
60過ぎの知人に会う度に
「結婚しないの?婚活しなよ」と言われ続けて感じた
不快感とか。
結婚してないことへの、
他人からずかずかと土足で上がり込まれ
好き勝手言われる不快感。
10も20も上の人とくっつけようとされたり、
お見合いさせられそうになった嫌悪感。
非正規の職歴だから、正社員の面接を受ける度に
「正社員になったことないんですか?
なんで非正規で働いてきたんですか?」
と言われるダメージ。
まさしく私が感じてきたことを
思い出させる小説だった。
正直、読後感は良くない。
内臓を捕まれてるような感覚が残ってる。
でも、良い小説だった。
読んでよかった。
それは、「私だけじゃない」と思えたような
小さな安心感からかもしれない。