知らなかった!母乳育児

実家で里帰り出産をし、仙台の自宅に戻って1か月ほどたった頃。
主人の実家に帰省し、おいしいものをたくさん食べて、
ぐっすり寝て、次の日の朝、おっぱいが痛くて目が覚めました。
「あれ…これってもしかして、乳腺炎!?」と思うや否や、
ひどい寒気がして、高熱が出てきました。

何とか仙台の自宅に帰り、妊婦健診で行っていた産婦人科を受診しました。
すると、そこの医師にすぐ『はい、抗生物質の点滴ね』と言われました。
私は完全母乳で育児をしていたため、何とかならないかと相談しましたが、
返ってきた言葉は『点滴しないなら、帰っていいよ。』と、とても冷たいものでした。 ショックで泣きながら自宅に帰り、
ハッと思い出したのが、熊野助産院の看板でした。

ネットで調べて、藁にもすがる思いでさっそく電話をしました。
すると、『あー、詰まっちゃったんだね。それ、絞ればよくなると思うよ。』と、
頼もしい返事!その時は本当に嬉しかったのを覚えています。
幸運にも、すぐに診ていただくことができ、そして、
数々の私の母乳育児の間違いが判明したのでした…。

[知らなかった!その① 長くても4時間おきに授乳・搾乳する]
我が子は2か月になる頃には、夜は6~8時間続けて寝るようになっていました。
それに甘えて私も同じ時間ぐっすりと寝ていました。
もちろん起きるとおっぱいはパンパン。
でも、搾乳しなければならないことはもちろん、
搾乳の仕方もよくわかっていませんでした。

[知らなかった!その② 一回の授乳で両乳を飲ませる]
お産した病院では、
片方のおっぱいをしっかり最後まで飲ませるように、と言われていました。
なので、朝起きてパンパンに張ったおっぱいを片方だけ飲ませ、
もう片方はパンパンのまま、次の授乳までほったらかしでした。
(今思うと恐ろしい…)

[知らなかった!その③ おっぱいってこんなに柔らかい!痛くない!]
片方ずつ飲ませていて搾乳もしていなかったので、
おっぱいは溜まり、カチカチで痛いのが普通で、
それが当たり前だと思っていました。
マッサージをしてもらって、おっぱいが柔らかくなった時は感動でした。


そして、マッサージをして頂いた結果、
点滴はもちろん薬を使うことなく、
高熱も下がり、乳腺炎は治まりました。

熊野先生に出会って、私の母乳育児は快適になりました。
きっと我が子も、おっぱいが飲みやすくなって、喜んでいると思います。
(乳首を噛まなくなりました!)
今は月に1回のペースで通い、マッサージをして頂き、
世間話をして、おっぱいも心も軽くなっています。

私がお産した病院は母乳育児を推進する病院で、
母親学級などで勉強したり、
助産師さんにいろいろ指導を受けたりしてきましたが、
実際にやってみると、まだまだわからないことだらけでした。

そして、私が受診した産婦人科のように、
母乳育児に理解のない医師もいるなかで、
熊野先生のような存在は本当に貴重であると感じます。

熊野先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、熊野先生が近くにいてくれることが、本当に頼もしいです。
まだまだこれからも、卒乳の日がくるまで、よろしくお願いします!



 はあちゃんママ