3月の月間賞

4月から仕事に復帰する11か月の男の子のママです。
元々おっぱいが溜まりやすい、しこりができやすかったたりと、
出産直後からずーっとトラブル続きの母乳育児でした。

熊野先生にお世話になったのは、
息子が10か月になり、そろそろ卒乳を考え始めたころでした。
間違った卒乳の仕方をしてしまい、40度の発熱。
おっぱいはカチカチ。
すがる思いで電話したのがきっかけです。

卒乳もやり方を間違えば、
とんでもないトラブルを起こしてしまうということを知ってもらえば・・と書かせていただきます。

私は出産後2週間で乳腺炎になりました。
出産した産院でマッサージを受けると、
開通している線が少なく、とおっていても、細いとのこと。
もともと詰まりやすいたいしつなのかもね~と。
1日2時間ごとの授乳と驚くような食事制限をされました。

・1日に両手いっぱいの野菜と片手分のイモ類
・たまねぎ1日1個
・ご飯は1日3合(!)までOK
・お肉はささみか胸肉
・魚は脂の少ない白身魚
・砂糖・合成調味料はおっぱいがドロドロになるからNG

授乳期に大丈夫なのかな・・・と思いつつも、
また乳腺炎になるのも嫌だし、息子にちゃんとおっぱいを飲んでもらえるように・・・ との一心で頑張りました。
それでもしこりはでき、発熱も何度かありました。

白斑とは常にお友達状態で、産院で週一回一度マッサージを受ける日々。
助産師もベテランだったり、新人だったり。
お金もどんどん無くなりますが、ひどくなるよりは・・・という思い。
と、これが普通なんだという感覚のマヒから通い続けました。

そして仕事復帰するからと卒乳の相談をすると、
「昼間飲ませないで、朝と夜だけ飲ませて」との返答。
これをそのまま実行した私もバカでした。

昼間搾乳しないので、おっぱいは溜まる一方。
さらに3回食になった子供はあまりおっぱいを飲まなくなり、
おっぱいは更にたまり続け・・・3月初旬私のおっぱいは悲鳴をあげました。
熱は40度。
ガチガチ・・・に固まったおっぱいを息子はくわえようともしません

その日は週末で通っていた産院は休み。
熊野先生のホームページを見つけ、すがる思いで電話しました。

マッサージしてもらいながらこれまでの母乳生活を話すと、
「そんなのダメ、ダメ」「ありえない」の連呼。
あまりのダメ出しに私は激痛のなか笑うしかありませんでした。

私のしこりは相当なものだったようで、
どんな人でも1日か2日でしこりを取ってきた熊野先生も3日かかるという状態。
相当強烈だったようで、3月も始まったばかりというのに、
「3月のナンバー1(月間賞)」の称号をもらってしまいました。

診ていただいたときは発熱による脱水もありましたが、
適切な指導をしていただき、体は回復。
下手すれば切開するしかなかったしこりもなくなり、
卒乳トレーニングへと進ませてもらいました。

行くたびにいろんな話をしてくれ、悩みを聞いてくれる先生。
まるでおかあさんです。
ほかの皆さんと一緒で、もっと早く出会いたかったです。

そして壁一面に貼られたたくさんの年賀状。
その数だけでもすごい人望があるとわかります。
が、中には1回だけ来た人たくさんいるとか。
「うちのお客さんは1回来たらしばらくこないよ」と先生おっしゃっていましたが、
それだけきっちりとおっぱいを診てくれ、
心のケアまでしてくれるということです。

息子は卒乳してしまいましたが、第2子でまたお世話になりたいです。
熊野先生と出会って前向きに育児を頑張れるようになりました。
 隼ママさん