先生は生き字引

生き字引とは、ふみえ先生を形容するにピッタリな単語だと思います。

娘が10ヶ月の時、乳腺炎を二度経験し11ヶ月の断乳までお世話になりました。
あの日、あの時、インターネットを頼りに検索したことの運命。
その運命とは、幸運そのものです。

育児は、自分の経験の全てが役立たず。毎日が挑戦。
個性全開で生きる我が子には、自分の判断が全て故に悩みが悩みを生み、
その連鎖で辛い思いをするママが殆どかと思います。
私自身、離乳食が進まぬことを、実態以上に深刻に捉えていました。

先生に初めて来ていただいた日はたまたま夕刻で、
娘の離乳食タイムと被ったことは最大の幸運だとつくづく思います。
先生にいただいた一言で、娘の食事意欲にすっかりエンジンがかかりました。

たった一言の力を実感しました。
母親に必要なのは、一般事例や共感ではなく正しい一言。

結果的に私に断乳という選択肢が生まれたのは、
助産院の先生からの離乳食アドバイスからでした。
おっぱいのアドバイザーが離乳食のススメ…断乳の提案。
先生は商売下手ですね。
でも、真の母親思いです。
先生が先生で、ずっと、嬉しかったです。

我が家から通うのは少し距離がありました。
しかし通院は、断乳のみならず、
育児を円滑に進める1番の近道だったと思います。

マッサージ中の楽しい会話から、
随分長いお付き合いをさせていただいた気分でいます。

お別れ時は寂しさしかありませんでした。
次の子を産むときは東京にいるはずですが、
ふみえ先生がいてくださらないのは不安です。

私のおっぱいの思い出に加わっていただき、ありがとうございました。

これからも、とびきりアクティブな生き字引であり続けてくださいね。
多くの導きをくださる、私の大切な恩師です。

ずっと、忘れません。
どうか、お元気で。
 千明ママより