乳腺炎後に、しこりが・・・。
私が熊野先生に来て頂いた時は、乳腺炎もすでにひどくなっていて、右胸が腫れあがっていました。 私は仙台市の病院で第一子を産み、病院に言われるがまま母乳をあげていました。最初は母乳量が少なく、乳首も硬かったため赤ちゃんにうまくにおっぱいをあげれませんでした。 生まれてから4日目、赤ちゃんが熱を出し小児科の先生に診察して頂いたら脱水症状をおこしている事がわかり、このままでは黄疸の危険があると言われました。 せっかく生まれてきてくれたのに、苦しい思いをさせてごめんなさい、と赤ちゃんに何度も謝りました。赤ちゃんは泣き続けた影響で声がかすれ、口の中はカラカラでした。 母乳主義の病院でしたが、母乳で足りない分は人工ミルクを与えることを認めてくれました。 しかし、そのときの私の両乳首は亀裂が入り血だらけで、赤ちゃんに母乳を飲ませているのか血を飲ませているのかわからないほどでした。 看護士さんの指示のもと、抱き方を変えてみたり、乳首のカバーを使ってみたりしましたが、うまく直接母乳をあげることが出来ず、最終手段で搾乳機を使って母乳をあげました。 乳首の亀裂が治ったら、再度直接母乳あげてくださいと病院から指示を頂き退院。 搾乳機はレンタル業者から借り、家に帰ってからも搾乳機で取った母乳と粉ミルクを赤ちゃんに与えていました。 その後、乳首の亀裂も治りかけてきたので、再度直接母乳を赤ちゃんにあげてみました。が、また乳首の亀裂がはいり搾乳機に頼るということを繰り返していました。 ある日、右胸の上の辺りが痛み出し、三日三晩高熱を出しました。 熱が下がってから、痛みのあった場所に硬いしこりがあるのをわかりました。 産後1ヶ月のママさん検診があったので、先生に相談してみました。 看護士さんは私の胸の状態を診て心配してくれ、おっぱいマッサージをした方が良いと言われましたが、先生からは消炎剤を頂いただけでおっぱいマッサージしてくださいとは言われませんでした。 私もその時は痛みもなかったので、そのうちしこりはなくなるだろうと安易に考えていました。 診察を受けてから3日後にしこりの場所が腫れあがり、ひどい痛みと熱が続きました。 週明けに、病院に相談にいくと消炎剤を再度処方されただけで帰されました。 そんな途方にくれている私に、一人の看護士さんが駆け寄ってきてくれて、「ちゃげママさんのおっぱいはひどい状態なので、うちの病院で対応できない。薬をだすだけしかできない。おっぱいマッサージが出来る助産師さんを捜して欲しい。」 この看護士さんの言葉で、自分の胸の状態がひどいことを改めて認識しました。 早速、色々な助産師さんを捜していたら、自宅訪問をしてくれる熊野先生の名前が目にとまり電話をしました。 現在のおっぱいの状態を伝えたら、「なんでもっと早く電話してこなかったの。」と言われ、そんなこと言われたって・・・。と内心思いました(笑) それから、一波乱二波乱あり断乳まで指導していただきました。 (文章が長くなってしまったので、詳細はまた投稿します。) 熊野先生に出会って思ったことは、産前の時点で会っておきたかったと思いました。産前からおっぱいマッサージや母乳指導を熊野先生にして頂いていれば、どれだけ赤ちゃんに辛い思いをさせなかったことかと。 母子家庭なので早く仕事をしないといけなく、病院に断乳の相談をしたけれでも、母乳一辺倒で聞き入れてもらえず、困り果てていました。 熊野先生に相談したらすんなり話を聞いてくれ、卒乳に向けて指導していただきました。 そんな先生の人柄・優しさに、産後てんてこまいだった私は救われました。 熊野先生、ありがとうございます。 これから初めて子供を生む方は、出産であれこれ不安だと思いますが、産後の母乳も大変です。今から、対策をしてください。 熊野先生に相談するとか、おっぱいマッサージをするとか。 ちなみに熊野先生は、標準語で話をされますが性格は大阪のおばちゃんです(笑) にぎやかな人です(笑) 現在、母乳育児・乳腺炎で苦労されている方へ。 早めにベテランの助産師さんなど信頼できる方へ相談されたほうが良いと思います。今は大変ですが、必ず赤ちゃんにとってママにとって最善の道が見えてきます。 |
宮城県青葉区在住 ちゃげママさん |