湖東3町商工会について
ごあいさつ
湖東3町商工会 会長よりご挨拶
五城目町商工会・八郎潟町商工会・井川町商工会が合併して10年以上が過ぎました。その間、事業者のみならず、商工会自体を取り巻く環境も変化し、その責任と期待の大きさを改めて実感することになりました。
そして平成29年度、秋田県商工会連合会が全国で初めて今後の10年先を見据えた『商工会創生プラン』を策定するに至りました。当会では「継続的な経営支援で一人ひとりと共に成長する商工会」をスローガンとして「湖東3町商工会アクションプラン」を策定しました。これは、組織体制や各種事業の見直しなどにより、経営支援を「量」から「質」へと転換・充実させるためのものであります。
また当会ではもう一つ『経営発達支援計画』を策定し経済産業大臣の認定を頂きました。これによって全国商工会連合会の併走型小規模事業者支援推進事業を活用することができ、小規模事業者の現状や地域経済の動向をつぶさに調査したほか、これを活かし事業者それぞれの状況の違いにも応じた支援を展開しております。
中でも、湖東の永い歴史が生み出した伝統産業・地場産業者を中心に結成した「湖東3町匠集団」を核とした販路拡大事業には特に注力しております。資質向上のための各種セミナー開催や事業者同士が連携した新商品開発、都市圏大型商談会出展など、地域外に販路を見出し、着実に成果に繋げて参りました。
これを起爆剤として、現在は五城目・八郎潟・井川の行政の枠、そして農林水産・商工業の枠を飛び越えた「湖東3町ブランド」構築への取り組みを始めております。これまで以上に地域の特徴や強みを活かし、全国、そして世界への販路拡大に果敢に挑戦して参ります。
地域に根差し、地域の事業者と共に歩み続ける商工会の原点は、地域の基盤を成す地域企業の成長を支援し地域発展に尽力することです。湖東3町商工会は、これからも地域の中小・小規模企業の状況に応じた最適な経営支援の実施に努めて参ります。ご支援ご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
湖東3町商工会 会長 湊 一
湖東3町商工会の理念
継続的な経営支援で一人ひとりと共に成長する商工会
◯重点推進施策
1.ライフステージに合わせた経営課題解決のための伴走型個社支援の実施
2.事業者の活路を見出す地域外販路拡大支援の充実
3.事務所統廃合を含む組織体制のあり方の検討
4.伴走型個社支援充実のための業務委託・地域振興事業の見直し検討
5.役職員一体となった会員加入促進運動の展開
本会は平成17年4月に行政に先駆け合併し、五城目町・八郎潟町・井川町の3行政区に1商工会として存立する特殊な形式の中、合併のスケールメリットを最大限商工業者支援に活かせる様努めてきました。
しかしながら、3町の人口は高齢化率の上昇・出生率の低下が著しさから減少の一途を辿っており、商工業者数も合併当初から150件以上減少しております。現状のままでは今後も加速度的に減少していくことが予想され、特に小売業に於いては、近年急速に増加した大型店・商業集積施設、コンビニエンスストアへの購買流出に加え少子高齢化・若年者の域外流出によるマーケットの縮小を背景に厳しい状況が続いており、新たな支援を展開しなければならない状況にあります。
これを踏まえ、本会では個社支援を強化するため、平成28年7月に国から「経営発達支援計画」の認定を受け、既に計画に沿って事業に取り組んでおりますが、これをさらに加速させるため、経営発達支援計画の中で特に重要となる事業を本プランに組み入れ実施することとしました。具体的には、各事業者が置かれている状況を把握し、それぞれに合った継続的な経営課題解決支援・販路拡大支援を展開していくとともに、行政・金融機関・他団体との連携を強化し、起業・創業や事業承継といった支援を通じて地域経済の新陳代謝を促す事業にも積極的に取り組んでいきます。
また、これらの取組を効果的かつ効率的に進めていくため、委託業務等のあり方について事業者利益への貢献度や費用対効果などの視点から検証を行って改善を図っていくとともに、会員をはじめとする地域小規模事業者のニーズに沿った事業者第一の個社支援の実現を目指して、分散している職員の知識やノウハウを集結させるため将来的な事務所一本化の検討を行うなど、より良い組織体制を構築していきます。
沿革と年表
大きな動きと3町合併後の主な取組み
【県の認可年月日】
湖東3町商工会 平成十七年四月一日
旧 五城目町商工会 平成三十五年十月三十一日
旧 八郎潟町商工会 昭和三十六年十月十日
旧 井川町商工会 昭和三十七年十一月十六日
【法人登記年月日】
湖東3町商工会 平成十七年四月一日
旧 五城目町商工会 平成三十五年十一月十六日
旧 八郎潟町商工会 昭和三十六年十月二十三日
旧 井川町商工会 昭和三十七年十一月十六日
【青年部設立年月日】
湖東3町商工会 平成十七年四月一日
旧 五城目町商工会 平成四十年八月七日
旧 八郎潟町商工会 昭和三十七年五月二十五日
旧 井川町商工会 昭和四十四年六月十六日
【女性部設立年月日】
湖東3町商工会 平成十七年四月一日
旧 五城目町商工会 平成四十五年六月十二日
旧 八郎潟町商工会 昭和二十九年九月十三日
旧 井川町商工会 昭和四十一年八月二十三日
平成十五年八月に秋田県商工会連合会の「商工会合併推進計画」に基づき五城目町商工会、八郎潟町商工会、井川町商工会による湖東3町商工会合併推進協議会を設立し、「より強く、より頼もしい」商工会体制を確立するため、組織・財政・事業のワーキング部会で約一年半にわたって協議を重ね、基本的事項をはじめ運営の基礎となる各項目で合意に達し、平成十七年四月一日に合併商工会が誕生した。
年月日 | できごと | ||
平成17年4月1日 | 新商工会スタート・第一回理事会並びに役員会を開催 (五城目事務所) | ||
5月26日 | 平成17年度 湖東3町商工会通常総代会 開催 (五城目町町民センター)合併後初となる通常総会が開催された。 | ||
9月6日 | 第1回商工業振興ビジョン策定委員会 開催 | ||
平成18年4月5日 | 青年部独自メニュー「桶そば」NHKで生放送 | ||
7月1日 | 商工会合併記念プレミアム付3町共通商品券発行 | ||
平成19年9月30日〜10月9日 | 秋田わか杉国体 開催 | ||
「ウエイトリフティング競技」「成年レスリング競技」にて女性部を中心に歓迎団を結成しおもてなし活動を展開した。 | |||
平成20年6月10日 | 全県商工会の日記念植樹 実施 | ||
記念植樹の他、女性部がおもてなし隊エコ宣言を行った。 | |||
平成21年7月15日 | 地域活性化企画提案型事業 第一回湖東3町地域イメージ・地域資源調査研究委員会 開催(計4回) | ||
9月6日 | 経営革新塾 〜儲かる企業支援塾〜 開催(計5日間) | ||
11月27日 | プレミアム付き商品券発行 | ||
平成22年6月24日 | 地域資源∞全国展開プロジェクト(後のだまこの郷づくり事業)がスタート(委員会13回) | ||
9月4日〜7日 | 第8回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2010 出展 (東京都 東京ビッグサイト) | ||
全国展開プロジェクト委員会にて新開発商品等をニッポンいいもの再発見コーナーに出展した。 | |||
10月13日 | 商工会法施行50周年記念番組(秋田テレビ)より 全国展開プロジェクト事業が取材される (12月30日放映) | ||
10月26日 | AKTスーパーニュースより全国展開プロジェクトのだまこ新製品試作について取材される (10月26日放映) | ||
平成23年2月1日〜4日 | 第9回グルメ&ダイニングスタイルショー春2011 出展 (東京都 東京ビッグサイト) | ||
全国展開プロジェクト事業にてにだまこ料理を出展した。 | |||
3月11日 | 東北地方太平洋沖地震 発生 | ||
地震に伴って発生した津波及びその後の余震により、多くの命が失われた大規模地震災害となり『東日本大震災』と呼称された。経済活動が停滞し様々な業種に影響を及ぼした。この地震によって福島第一原子力発電所事故が起こった。湖東3町商工会では、会員に何らかの事故があった場合の対応のため、営業時間を短縮せず、待機・見回り等を行なったが、当会会員に大きな事故はなかった(五城目町 震度4/八郎潟町 震度4/井川町 震度5弱)。 | |||
7月1日 | だまこの郷づくり事業委員会 開催 (計4回) | ||
地域資源∞全国展開プロジェクトの結果を受け、ブラッシュアップされた事業がスタートした。 | |||
7月8日 | 秋田地域食・農・観ネットワーク会議 出展 | ||
だまこの郷づくり事業委員会が出展しテレビ放映された。 | |||
9月6日〜7日 | 第13回北都ビジネス商談会 出展 | ||
だまこの郷づくり事業参画事業所がベストマッチング賞を受賞した。 | |||
10月15日〜16日 | 全国朝市サミットin函館 出展 | ||
だまこの郷づくり事業委員会によるだまこ鍋・だまコロを出展した。 | |||
平成24年5月9日 | ABS「あさ採ワイド秋田便」に出演しだまこの郷づくり事業をPR | ||
7月4日 | だまこの郷づくり事業委員会 開催 (2年目計4回) | ||
『だまこの郷 探訪マップ』を作成した。 | |||
10月11日 | だまこの郷づくり事業を通じた湖東3町の食と観光ルート策定について検討会を開催 | ||
10月13日〜14日 | 全県商工会おもてなしまつり2012 出展 (秋田市アゴラ広場) | ||
だまこの郷づくり事業委員会がだまこ鍋・だまコロ・だまコロ弁当を出展販売 | |||
10月21日 | 食の国秋田県民フェスティバル 出展 (秋田市アゴラ広場) | ||
だまこの郷づくり事業委員会がだまコロ弁当出展販売 | |||
11月7日〜8日 | ビジネスマッチ東北2012秋 出展 (宮城県 夢メッセみやぎ) | ||
だまこの郷づくり事業委員会がだまコロ弁当を出展 | |||
平成25年7月26日 | だまこの郷づくり事業委員会がスタート (3年目計2回) | ||
平成25年10月12日〜14日 | 全県商工会おもてなしまつり2013出展 (秋田市アゴラ広場) | ||
畠栄のあんごま餅(八郎潟町・畠栄菓子舗)がスイーツ部門優勝、だまこ鍋(五城目町・郷土料理いしかわ)が第3位に入賞した。だまこの郷づくり事業委員会では、だまコロ・チキンだまこなどを出展するとともに、だまこの郷満点ポイントラリーをスタートさせた。 | |||
10月1日 | 女性部がJR秋田ディスティネーションキャンペーン事業として八郎潟駅にて観光向け車両に対するウエルカムコールを実施 | ||
10月20日 | だまこの郷づくり事業「モニターツアー」 開催 | ||
だまこの郷づくり事業委員会が五城目朝市・福禄寿酒造見学・願人踊り体験・あんごま餅買い物・日本国花苑散策などを盛り込んだ「モニターツアー」を実施した。 | |||
平成26年2月16日 | 青年部が「婚活イベント トレジャーハント イン友愛館」を開催 (杉沢交流センター 友愛館) | ||
2月21日 | 青年部が若手経営者向け講習会「あきた経営塾」を開催 | ||
6月27日 | 小規模企業振興基本法制定 | ||
小規模事業者持続化補助金制度など支援ツールが拡充され、湖東3町商工会でも初年度5件の会員が補助金を獲得した | |||
8月5日 | 湖東3町匠集団事業スタート | ||
だまこの郷づくり事業が一段落し、地域活性化企画提案型新事業「湖東3町匠集団事業」をスタートさせる。以降、湖東3町が誇る職人たちの販路拡大を目的に販路開拓塾を計5回開催したほか、参画事業者パンフレットを作成した。 | |||
9月20日〜 | 起業実現塾を開催(全3回 9/20・9/27・10/4) | ||
10月19日〜23日 | 台湾共同進出商談会 出展 (台湾 台北市) | ||
湖東3町匠集団参画事業所が湖東3町商工会としては初の海外展開。この時の経験が匠集団事業の海外販路開拓への挑戦という目標を生む。 | |||
11月6日 | ビジネスマッチ東北2014出展 (宮城県 夢メッセみやぎ) | ||
湖東3町匠集団参画事業者を中心に新商品等を出展した。 | |||
11月21日〜23日 | ニッポン全国物産展2014「ご当地おやつランキング」出展 (東京都 池袋サンシャインシティ) | ||
綿密な出店計画と県連・専門家との連携によるブランディング、ブースメイキングなどが功を奏し、県外では知名度が低かった畠栄のあんごま餅(八郎潟町・畠栄菓子舗)が第3位に入賞した。これにより販路拡大事業の勢いが増していく。 | |||
平成27年2月4日〜5日 | 第18回グルメ&ダイニングスタイルショー2015春 出展 (東京都 東京ビッグサイト) | ||
ニッポンいいもの再発見コーナーに湖東3町匠集団参画事業者が出展した。 | |||
2月21日 | 青年部が若手経営者向け講習会「青年事業者活性化セミナー」を開催し当会だけでなく男鹿潟上南秋河辺地区の商工会青年部に参加を呼び掛け連携強化を図った (秋田市アルヴェ) | ||
5月14日 | 女性部が空き缶リサイクル等の利益を活用した福祉施設等への車いす寄付や、演芸訪問などの社会福祉増進事業を本格的に開始し、以後定期的に実施している。 | ||
10月9日 | 青年部が認知症サポーター養成講座を開催・受講し、部員が認知症サポーターとなった。高齢化などの社会的背景を鑑み、これまでにない地域貢献事業に取り組んだ。 | ||
10月16日〜18日 | 秋田まるごと市inソラマチ 出展 (東京都 スカイツリー ソラマチ) | ||
湖東地域の特産品を出展した。 | |||
11月17日〜18日 | 湖東3町匠集団 ビジネスマッチ東北2015 出展 | ||
湖東3町匠集団参画事業所を中心として新商品等を出店した。 | |||
11月20日〜22日 | ニッポン全国物産展 おらが自慢のご当地フードコート 出展 (東京都 池袋サンシャインシティ) | ||
郷土料理いしかわのだまこ鍋を出展し大好評を得た。 | |||
平成28年1月13日 | 湖東3町商工会合併10周年記念式典並びに新春賀詞交歓会 開催 | ||
2月3日〜5日 | 寺子屋塾 開催 (商工会八郎潟事務所) | ||
職員の資質向上と会員が望む基礎的なスキル向上を目的として初めて開催。講師を職員が務め、会員にとって気軽に参加できる講習会とした。 | |||
2月29日〜3月2日 | 小規模事業者連携支援事業展示会 開催 (秋田市ココラボラトリー) | ||
湖東3町匠集団に参画する事業所がコラボレーションして開発した新商品を展示し、好評を得、各種メディアに取り上げられた。 | |||
5月11日 | 青年部が部員の相互理解と商談力向上を目的として「部員勉強会」を新事業化し、以後定期的に開催している。 | ||
7月15日 | 国の経営発達支援計画認定 | ||
9月9日 | 全国商工会連合会 伴走型小規模事業者支援推進事業 採択 1回目 | ||
11月9日〜10日 | ビジネスマッチ東北2016 出展 | ||
湖東3町匠集団参画事業所を中心として新商品等を出店した。 | |||
11月22日 | 平成28年度 第2回伴走型小規模事業者支援推進事業運営委員会 並びに 経営発達支援計画評価員会 開催 | ||
平成29年1月18日〜30日 | 湖東3町匠集団県内展示会 開催(北都銀行山王支店) | ||
2月8日〜10日 | 第22回グルメ&ダイニングスタイルショー2017春 出展 | ||
湖東3町匠集団4事業所が出展し、相互の支援の基に大きな成果を上げる。 | |||
2月12日 | 職人の町 湖東を巡る手技-てしごと-ワークショップ 開催 | ||
湖東地域の職人の技を実際に体験してもらい、認知度向上と販路拡大に繋げ、次年度以降の同事業の目的である事業承継推進に繋げた。 | |||
2月25日〜26日 | 青年部「友情の郷土料理交流」 実施 (宮城県 気仙沼市 大島) | ||
青年部員と東日本大震災被災地に住む友人との繋がりから始まった地域間の繋がりを更に確固たるものにすべく実施された。 | |||
2月27日 | 平成28年度 第2回伴走型小規模事業者支援推進事業運営委員会 並びに 経営発達支援計画評価員会 開催 | ||
6月29日 | 平成29年度 第1回伴走型小規模事業者支援推進事業運営委員会 並びに 経営発達支援計画評価員会 開催 | ||
9月6日〜8日 | 湖東3町匠集団 第22回グルメ&ダイニングスタイルショー2017秋 出展 | ||
湖東3町匠集団3事業所が出展し、相互の支援の基に大きな成果を上げる。 | |||
10月31日 | 湖東3町地域ブランド検討会議 スタート(計4回) | ||
第1回「湖東3町地域ブランド化」検討会議 | |||
3町行政と連携し、様々な枠を越えた3町統一のブランド構築について商工会が先陣を切って行うべく協議を行っている。平成30年度から具体的な動きを進めるべく準備を進める。 | |||
11月16日 | 第3回「湖東3町地域ブランド化」検討会議 | ||
ブランド化事業の最終目的の明確化のための協議が行われた。 | |||
11月25日 | 湖東の手技-てしごと-ワークショップ 開催 | ||
前年度開催の結果を踏まえ、参加者を高校生や大学生などに絞り、事業承継や地元で働くキャリアを意識した内容となった。 | |||
11月27日 | 第3回「湖東3町地域ブランド化」検討会議 | ||
ブランド化事業の4ヶ年スケジュールと最終目的を示した図案が示され、内容のブラッシュアップについて協議された。 | |||
12月1日 | 販路拡大セミナー① イベント成功のBCA戦略 | ||
自社の広告宣伝を消費者に見てもらえる媒体にブラッシュアップする方策を実践的に学んだ。 | |||
12月5日 | 販路拡大セミナー② イベント成功のBCA戦略 | ||
小規模事業者に取り組みやすい、販路拡大に係る課題を最小限の労力・コストで解決する製品・サービスについて実践的に学んだ。 | |||
12月21日 | 第4回「湖東3町地域ブランド化」検討会議 | ||
ブランド化事業スケジュール確定と行政広報誌などによる周知・人員募集について協議された。平成29年度の最終会議となった。 | |||
平成30年2月5日~9日 | 寺子屋塾 開催 | ||
SNSの活用からパソコン操作の基礎まで、事業者のICT導入の基礎について職員が講師を務めて全10テーマに亘って開催した。 | |||
2月13日 | 事業計画作成セミナー「売上・利益増加」 | ||
人口減少や少子高齢化により地域マーケットが縮小し小規模事業者の経営環境が厳しくなる中で、自社の魅力に気づき強みを活かして事業者自らが経営計画を作成し、計画に基づく販路開拓の取り組みを支援し、小規模事業者の持続的な発展を図るために実施した。 | |||
2月16日 | 事業計画策定セミナー「事業承継」 | ||
当地域において事業承継が進んでいない状況の中、事業承継をスムーズに行い、長年培ってきた事業資産だけでなく、技能、知識といった知的財産を継承していくことが重要となる。事業計画書の策定することで、事業者の意識改革を促すとともに課題解決を目指しながら事業を継続し小規模事業者の持続的な発展を図るために実施した。 | |||
4月18日 | 青年部「新メニュー検討委員会」発足 | ||
五城目朝市まつりなどで定番となっていた湖東3町商工会青年部オリジナルメニュー「おけそば」に代わる新メニューを考案するために発足。鶏油がきいた比内地鶏スープに湖東名物の「だまこもち」が乗った「だまこそば」を開発し、同年5月12日の山菜まつりで初提供。大好評を得た。 | |||
5月17日 6月26日 7月25日 8月22日 9月21日 10月23日 11月30日 12月18日 1月24日 2月20日 |
平成30年度 湖東3町ブランド会議(全10回開催) 平成29年度に地域ブランドに関する行政との検討会を重ねた結果を受け、事業者同士がものづくりや販路拡大を連携して行い、支援者である商工会や行政は本来の業務である個社支援の厚みや実効性を高め、個社個社の持続発展に繋げることを当面の目的に、そして「湖東3町を永続的に儲け続けられる地域にする」ことを最終目標に掲げ、本格的に事業がスタートした。 平成30年度は、ブランディングの軸を作り上げるため、説明会を含め10回の会議を行った。湖東3町それぞれの資源の洗い出し、歴史や風土に関する考察、それを活かし販路を都市圏や海外に広めるためにはどういったこだわりや約束、そして参画する個社個社や支援者それぞれにどういったビジョンが必要なのかなど様々な協議が行われた。 事業者が主体で、しかも3行政の枠、業種の枠を取り払った連携という全国でも類を見ない取り組みだけあって、その歩みは一進一退を繰り返すことになるが、最終的にブランディングの2つのコンセプトにたどり着いた。次年度からはこのコンセプトに則ってものづくりやテストマーケティングなどに取り組むこととなった。 |
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6月12日 | 秋田県商工会職員協議会主催「第7回経営支援事例発表秋田県大会」 | ||
当会の鈴木康記経営指導員が『事業所コラボによる新商品開発と販路拡大』と題して、石材加工業と木材加工業の連携による商品開発と都市圏への販路拡大支援の内容について発表し最優秀賞を受賞。東北大会進出。 | |||
6月20日 | 平成30年度 第1回伴走型小規模事業者支援推進事業運営委員会 並びに 経営発達支援計画評価員会 開催 | ||
9月19日 | 事業計画作成セミナー「自社の現状と課題を踏まえて、売上と利益増加策を考える」 | ||
人口減少や少子高齢化により地域マーケットが縮小し小規模事業者の経営環境が厳しくなる中で、自社の魅力に気づき強みを活かして事業者自らが経営計画を作成し、計画に基づく販路開拓の取り組みを支援し、小規模事業者の持続的な発展を図るために実施した。 | |||
10月2日 | 商工会職員協議会東北ブロック「経営支援事例発表東北大会」 | ||
当会の鈴木康記経営指導員が秋田県代表として出場し優秀賞を受賞。 | |||
10月4日 | 平成30年度 商工会創生プラン推進地区別意見交換会 | ||
商工会創生プランに関する情報交換等を目的に、当会のほか、男鹿市・潟上市・河辺雄和・にかほ市・由利本荘市の各商工会が集い五城目町で開催された。 | |||
10月7日 | 湖東の手技-てしごと-ワークショップ「つくる」1日目 | ||
湖東地域の経済基盤をつくってきた職人の技術や既存製品に対して、新たな価値を付加し、地域地場産業のイメージアップと小規模製造業者の新たな販路の開拓と、事業承継や当地域での起業意識の醸成を図ることを目的に開催した。 | |||
1日目に関しては、秋田地方気象台が同月4日、大型で非常に強い台風25号が7日午前に本県へ最接近する見通しを示し、暴風や高波への警戒を呼び掛け、県内で予定されていたイベントの中止や延期が相次いでだことから、参加者・事業者の安全を考慮し中止とした。 | |||
10月13日 | 湖東の手技-てしごと-ワークショップ「つくる」2日目 | ||
10月24日〜25日 | 販路拡大セミナー「商店街のためのお客を増やす超具体策」 | ||
~集まるチラシ・SNS・イベント・店づくり~ | |||
30年後には秋田県の人口が現在の6割程度にまで減少し、市場の縮小は避けられないという事実の中でいかに集客・顧客化・売り上げの維持向上を狙うか、小規模事業者にも本日から取り組めて可能な借り着経費のかからない手法、また、販路拡大の取り組みとして主流になって来た商談会等出展などの機会を活かして成約率を上げ売り上げに繋げるための手法などを学んだ。 | |||
10月27日 | 湖東の手技-てしごと-ワークショップ「つくる」3日目 | ||
11月17日 | 湖東の手技-てしごと-ワークショップディスカッション「かんがえる」 | ||
10月7日から27日の参加者・事業所に加え、湖東3町商工会青年部員が参加し、3回第二創業的視点(ベンチャー型事業承継)による土着ベンチャーと田舎で成功するビジネスの秘訣を学び、湖東3町の地域地場産業、伝統産業の可能性と、起業、事業承継の醸成を図るために実施した。 | |||
平成31年1月17日 | 事業計画策定セミナー「事業承継」 | ||
当地域において事業承継が進んでいない状況の中、事業承継をスムーズに行い、長年培ってきた事業資産だけでなく、技能、知識といった知的財産を継承していくことが重要となる。事業計画書の策定することで、事業者の意識改革を促すとともに課題解決を目指しながら事業を継続し小規模事業者の持続的な発展を図るために実施した。 | |||
2月12日〜15日 | 第25回グルメ&ダイニングスタイルショー2019春 出展 | ||
湖東3町匠集団3事業所が出展し、相互の支援の基に大きな成果を上げる。 | |||
3月19日 | 平成 30年度 第2回伴走型小規模事業者支援推進事業運営委員会 並びに 経営発達支援計画評価員会 開催 |
商工会とは?
加入条件や加入金のご案内
【商工会とは?】
商工会は、地域の事業者が業種に関わりなく会員となって、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行う団体です。また、国や都道府県の小規模企業施策(経営改善普及事業)の実施機関でもあり、 小規模事業者 のみなさまを支援するために様々な事業を実施しています。
もちろん小規模企業施策だけでなく、様々な中小企業施策も実施しています。商工会は、法律(商工会法)に基づいて、主に町村部に設立された公的団体で、全国に1,679の商工会があります。また、各都道府県には商工会連合会があり、広域的なテーマや専門的なテーマについて、みなさんを支援いたします。商工会の会員等は、様々な業種の事業者等で、全国で約85万事業者等が加入されています。幅広い業種の事業者が加入し、これだけの規模と組織率を有する団体は他にはありません。
【湖東3町商工会の加入条件】
当地域内に事務所・店舗・工場などを有する事業者であれば、規模の大小にかかわらず、原則として誰でも加入することができます。もちろん、個人事業者でも自宅兼事務所のSOHOの方でも可能ですし、農林水産業を営む方でも、収穫物を店舗などで販売している方なら、加入することができます。
【加入方法】
最寄りの商工会事務所にご連絡を頂ければ、加入手続き方法をご説明させていただきます。
【加入金・会費】
加入金は一律5,000円(加入時のみ)、年会費は下限7,000円から事業所規模によって増額される形となります。
【誰が経営支援を行うのか?】
商工会には、経済産業大臣の定める資格を持つ「経営指導員」、記帳の支援等を行う「経営支援員」が常駐しており、経営・金融・会計・税制・労働など経営全般にわたって、皆様に様々なサポートを行っています。
商工会事務所での相談や電話相談のほか、経営指導員が皆様の事業所を直接訪問する巡回相談も行っていますので、会社運営全般について、どんなことでも遠慮なくご相談ください。
支援内容
商工会に加入することで受けられる支援内容
【経営相談・支援】
商工会では、経営のことで悩んでいる事業者のみなさまに対し、経営指導員などが様々な課題についてアドバイスを行っています。経営相談・支援は、商工会の窓口で行うだけでなく、定期的に地域を巡回してアドバイスを行っています。
さらに、法律や税金などの専門家が事業者のみなさまの相談に応じています。もちろん相談については、秘密は厳守します。
【税務相談・経理指導】
商工会では、税金の各種控除を知りたい、青色申告制度ってなに?など、みなさまのお悩みに対し、帳簿の付け方から決算、申告の仕方まで、懇切丁寧にアドバイスを行っています。
決算や申告期には、税理士がみなさまの専門の相談員として税務相談に応じています。
【金融相談・斡旋】
商工会では、みなさまの経営をより安定、向上させるために、金融や信用保証に関する相談や斡旋などを行っています。特に、事業資金を商工会の推薦により、 日本政策金融公庫が無担保・無保証・低利で融資する「マル経資金融資」は、多くの小規模企業のみなさまに利用されています。
【取引、販路開拓支援】
商工会では、商談会・展示会出展支援やインターネットを活用したECサイトへの登録など、みなさまのビジネスチャンスの拡大や地域の活性化を目指しています。
【労務相談】
商工会では、みなさまの企業にお勤めの従業員の福利厚生のために、社会保険、労働保険、退職金などについて、アドバイスをしています。
【分野別専門家派遣(エキスパートバンク事業)】
ご依頼に応じて、課題ごとに適切な専門家を県連が選定し、原則1テーマにつき1回、全国3000名の弁護士、税理士、公認会計士、弁理士、中小企業診断士、技術士等を無料で派遣し、事業者さんの課題を専門的見地から解決方法を検討いたします。
事業者サービス
便利で嬉しい事業者向けサービス
【商工会クラウド・MA1】
MA1商工会エディションは商工会の新しい記帳システム(クラウド会計)です。最新の税制対応や法律改正にも対応しており、商工会で操作方法等のサポートを行なっていることに加え、身近な商工会から記帳・経理等の指導も受けられることが最大の特徴となっています。
【記帳代行】
商工会では、コンピュータによる記帳代行によって、元帳作成など面倒な記帳業務をみなさまに代わってスピーディに処理します。さらに、分析した経営データをお届けいたします。
【共済・年金・保険制度】
商工会では皆様のために、安心、有利な各種の共済、年金、保険制度をご用意しております。加入相談を承っております。
・全国商工会会員福祉共済 …大きな安心を手軽な掛け金で
・商工貯蓄共済…貯蓄・融資・生命の3つの充実
・全国商工会経営者年金制度…事業主と後継者の豊かな未来に
・全国商工会経営者休業補償制度…不意の休業にうれしい所得補償
・中小企業PL保険制度…割安保険料で製造物責任対策は万全
・全国商工会個人情報漏えい保険制度…もしも個人情報が漏えいした場合に備えて
・小規模企業共済制度…事業主のための国の退職金制度
・経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)………取引先がもしもの時に備えて
・中小企業退職金共済制度…中小企業でも従業員に退職金を
・特定退職金共済制度…商工会員企業のための従業員退職金制度
【労働保険の事務委託】
従業員を一人でも雇用する事業主は、業種のいかんを問わず、必ず労働保険に加入しなければなりません。 労働保険の手続きが煩わしい方、人手不足のため労働保険の事務処理に困っている方には、商工会が運営指導している労働保険事務組合への事務委託をおすすめします。
事務委託すると、事務処理が軽減されるだけでなく、労災保険に加入できない事業主及び家族従事者も労災保険に特別に加入することができます。
【講習会・研修会】
商工会では、事業者のみなさまが必要な知識や技術などに関する情報を提供するために、各種講習会や研修会などを開催しています。
【各種検定】
商工会では、珠算、販売士、簿記の各種検定試験を全国規模で実施しています。
湖東地域に元気を!
商工会は地域を支える組織です
【創業支援】
商工会は、商工業者の団体ですので、経済活動を通じて地域を元気にし、にぎわいをつくりだす取り組みを行っています。
【地域活性化】
商工会では、コンピュータによる記帳代行によって、元帳作成など面倒な記帳業務をみなさまに代わってスピーディに処理します。さらに、分析した経営データをお届けいたします。
【青年・女性経営者・後継者の育成・支援】
商工会には、青年経営者・後継者が加入する青年部、事業に携わる女性が加入する女性部があり、商工業の発展と魅力ある地域づくりを目指して、多彩な活動を展開しています。例えば、企業経営に役立つネットワークづくりや起業家の育成、事業承継や女性の社会進出の支援をはじめ、研修事業など、資質向上と地域経済の活性化に努めています。
【業種別の会員交流】
商工会には様々な業種の事業者の方が加入していますが、同じ業種の会員が交流する部会も設置しています。
部会の種類は、商工会によって異なりますが、例示すると、工業部会、建設業部会、商業部会、サービス業部会、観光業部会、不動産業部会、地場産業部会などです。同業種・異業種の会員が、情報交換、共同事業、課題解決の研究などを行っています。
【行政への意見具申】
地域の振興やみなさまの事業の発展のために、商工会はその意見を集約し、これを国会や行政庁などに具申、建議をしています。