こだわり
荒れていく先祖伝来の土地を
残念そうに見ている義父の姿に、
何とか農地を復活させて喜んでもらいたいという思いから
農業に参入しました。
はじめて栽培したのは水稲で、
2006年に有機JAS認証を取得し
農薬や化学肥料を使用しない
農産物の栽培を始めました。
兵庫県有機農業研究会
11A - 015
人の口に入るものは安全であるべき
との理念のもと、
農薬や化学肥料を使用しない
有機栽培で育てられた、有機JAS認証のお米
収穫までの一部をご紹介します。
田植え作業の後、田んぼに鯉を放します。
鯉が田んぼではねることで、
泥と水が濁り
雑草の成長を遅らせます。
除草剤を使わない田んぼには、
田植え後ひと月もすると
稲と競うように雑草のコナギが
一面に繁殖し猛威を振るい始めます。
炎天の下、手取り除草は稲の穂がでるまで
全部の田んぼで繰り返し続きます。
稲の葉の中にはあちこちで、
野鳥の卵がみられます。
時期になれば
化学肥料や農薬を使わない有機の圃場で
健康のため、大切なひとや環境のため
安心・安全を一番に
手間ひまかけて育てた
お米が丁寧に収穫されていきます。