ごあいさつ(如月)

 

 あっという間に睦月が終わり、暦の上では春になりましたが、突然の雪に驚かされました。

 さて、昨今の深久会の稽古会は高齢者の会員の方が一生懸命に頑張っておられ、何とか稽古会としての体を保っています。

 剣道は年齢や性別をこえて一緒に稽古できるという特色があります。また、師弟同行によって技能が熟練者から未熟練者へ伝承されていくという伝統性があります。

 本会は、是非このような姿でありたいと思います。そのためには若い会員の方の積極的な参加が不可欠です。

 会員としての自覚と剣道の修錬による人間形成という高い志をもって、万障繰り合わせて参加していただきたいと思います。

 江戸時代の儒学者、佐藤一斎は著書「言志四録」に「今時の人は、口ぐせのように毎日毎日忙しいといっているが、その日常の行動を見ていると、実際必要な事は、わずか十の内一、二であって、不必要な事を十の内八、九もしている。また、つまらない不必要な事を実際に必要なことと思っている。これでは多忙であるというのももっともなことである。何かしようと、志を持っている人は、誤ってこのような心得ちがいをしてはいけない。」

と記述しています。

 江戸時代と今では衣食住等の生活環境、生活様式やものの考え方等、大きな違いはあると思いますが、目標を達成するためには大いに参考になることばであると思います。

 若い会員方の今後の奮起に期待し、今月のごあいさつといたします。

 

 令和2年2月11日

                           深久会会長 高木弘伸

 

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