ウォータークリンUP
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冷却系統などの循環水によって生じるスケールの附着あるいは発錆腐食は、冷却本来の目的である熱伝導率を低下させるだけでなく、
冷却管・送水管・機器等を甚しく損傷してその耐久年数を短縮させ、また用水の水質を悪化させる原因となっています。
従来、これら用水の配管の洗浄は塩酸等の強酸を使用し、かつ高温で実施しなければならず危険なためあまり利用されておりません。
ウォータークリンUPはこれらの欠点を解決した薬剤で、次のような特徴を有しています。
特徴
- 脱錆、脱スケールを行うと同時に、防錆ができます。
- 水中において強い金属イオン封鎖能を示します。
- 人畜に無害ですので、安心してご使用になれます。
- 洗浄後の注の処理が要りません。
- 使用方法が非常に簡単です。
- 使用後も、ウルトラリン酸塩による高分子被膜を形成し、防食力を発揮します。
性状
- 外観 無色透明液状
- pH 弱酸性
- 比重 1.23(20℃)
- 溶解性 冷水易溶
用途
- 工業用冷却水系統
- ビルディング等の冷暖房装置の配管系統
- 自動車のラジエター冷却水系統
- プール、浴場の配管系統
- その他、用水系統
洗浄の準備
- ポンプなどの洗浄用装置の整備
- 酸洗い系統の切り離し
- 発生ガス排出管の設定
- 排出ガス中の水素と空気の混合物が4~75%の範囲にあると爆発する危険がありますので、
特に火気厳禁を徹底することが肝要です。
洗浄方法
- 洗浄を要する設備に用水を満たし、これを20~30°Cにしておきます。
- 全保有用水量の1~3%に相当するウオータークリンUPを、貯水タンク、その他の適当な箇所に投入し、
用水が循環するようにポンプを作動させます。 - ポンプによって用水を循環させている間、用水のpHおよび温度を一定時間ごとに測定します。
- ウオータークリンUP投入後の用水pHは、60分で2前後、さらに2~3時間用水を循環させると4前後になります。
- 用水のpHが4前後になった時、ポンプを停止し、用水を全部排出します。
荷姿
- 20kg 石油缶
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