岐阜県柔道協会普及ページ

【全国大会出場道場訪問】〜頑張れ！岐阜北柔道クラブ〜
岐阜北柔道クラブ、稽古開始10分前…緊張感に包また雰囲気なのだろうと、覚悟を決めて道場を訪問しました。道場の扉を開くと、そこには40〜50人程の子どもたちが各々のグループを作り、道場の壁側に座りながら談笑をしていました。緊張感とは裏腹に、穏やかな空気を感じました。
しかし、稽古の時間になるとキャプテンの号令とともに、その場の空気は一変。子どもたちの元気な掛け声と、機敏な動きで回転運動をこなす姿が広がりました。その後も、誰もが目を輝かせながら稽古に励み、時には投げられた悔しさから泣き出す子もいましたが、先生や保護者の方の厳しくも愛のある声かけで、終始活気に溢れた稽古が展開されました。
岐阜北柔道クラブは、5月5日に行われる第44回全国少年柔道大会に岐阜県代表として出場します。昨年（R5年）は、マルちゃん杯全日本少年大会で全国優勝を果たしており、今回の全国大会でも活躍が期待されます。しかし、結果にとらわれることなく、選手一人ひとりが力を出し切り、チーム一丸となって戦い抜いてほしいです。岐阜県代表として頑張ってください。
最後に、監督の赤座先生と話をする中で、先生は「僕の仕事は子供達をがんばらせる事」「柔道を通じて社会勉強させる事」「（道場を）卒業した子どもたちの居場所づくり、道場全ての人と家族になれる事」とおっしゃっていました。日本一を目指すその先の、子どもたちの今と未来を考えた指導をされていると感じました。
取材に応じて下さりありがとうございました。

岐阜県柔道協会普及委員　長瀬あゆみ

※岐阜県柔道協会では今後、全国大会に出場される中学校や高校などを取材していき、ホームページでご紹介していく予定です。