ごあいさつ

スタッフ紹介

井海雄介
院長・手術担当

新潟大学医学部卒業

新潟大学医学部付属病院勤務

済生会新潟第二病院、厚生連村上総合病院医長、県立新発田病院医長、等を経て

平成22年3月 いかい眼科院長

平成28年10月 本町眼科副院長

 

~~加齢黄斑変性とは~~
 年齢を重ねると身体のいろいろなところで病気がでてくることがあります。加齢黄斑変性もその一つで、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。加齢黄斑変性は一般には馴染みの薄い病名かもしれませんが、欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気です。日本では比較的少ないと考えられていましたが、人口の高齢化と生活の欧米化により近年著しく増加しており、失明原因の第4位となっています。50歳以上の人の約1%にみられ、高齢になるほど多くみられます。比較的最近まで治療法がなかったのですが、VEGF阻害薬の登場によって、視力の維持や改善が得られるようになってきました。
ひとりで不安を抱え込まず、定期的に眼科を受診して、一緒に治療に取り組んでいきましょう。


視能訓練士

当院には、視能訓練士が3名常駐しています。

視能訓練士とは

「視能訓練士法」に基づく国家資格をもった医療技術者で、眼科で医師の指示のもとに視能検査を行ったり、斜視や弱視の訓練治療に携わったりしています。

視機能が十分でない方に、ロービジョンケア(現在の眼の機能を最大限に活用するような支援)を行い、また必要な補助具を選定し、その使い方を指導します。

視能訓練士の主な仕事

赤ちゃんからお年寄りまで、世代を超えて、大切な目の健康を守るのが視能訓練士の仕事です。視能訓練と視能矯正の専門家であり、主に下記の4つの業務を行っています。

眼科一般検査

遠視、近視、乱視といった「屈折異常」に関する検査、白内障や緑内障などの「眼疾患」に関する検査、「眼鏡やコンタクトレンズ」の処方に関する検査などを行います。具体的には、視力検査、屈折検査、眼圧検査、視野検査、眼底・前眼部の写真撮影および解析、角膜形状検査、電気生理検査、超音波検査などが挙げられます。

視能矯正

両眼に視機能異常を持つ斜視や弱視の患者様に対して、両眼視機能を回復させるための視能訓練、およびこれに必要とされる検査を行います。具体的には、両眼視能検査、眼筋機能検査、斜視訓練、弱視訓練、精密屈折検査などが挙げられます。

健(検)診業務

3歳児健康診査、就学時健康診査、生活習慣病予防健診などの健(検)診にも携わっています。

リハビリ指導

超高齢化社会の到来、生活習慣病の蔓延などに伴い、視機能が十分に回復しない方が増えています。そのような方に対して、早期にロービジョンケアを開始し、必要な補助具を選定し、その使い方を指導します。視機能が十分でない方に、ロービジョンケア(現在の眼の機能を最大限に活用するような支援)を行い、また必要な補助具を選定し、その使い方を指導します。