ごあいさつ
「芦屋の生活文化史」復刻を目指す!
芦屋では、今から約1万3千年前の氷河時代に既に芦屋病院の南・朝日ヶ丘町あたりで旧石器時代の
ナイフ形石器・刀器・尖頭器が発見され、人が生活していたことがわかっています。
また、芦有道路の料金ゲート付近では、ナウマン象の化石が出土しており、古くヴュルム氷期の前半、
日本が大陸と地続きであったことがわかっています。
出典は、1979年(昭和54年)兵庫県芦屋市教育委員会印刷発行、「芦屋の生活文化史」です。
この本には、古墳時代から現代にいたる、歴史や生活に関する貴重な事実や、言い伝え、史跡のことが書かれています。
残念ながら、芦屋市中央図書館に持ち出し禁止で数冊ある他、芦屋市のホームページで見開き白黒スキャンしたpdfしか
ありません。
私は、この本をどのような形にか復刻し、芦屋好きをもっともっと増やしたいと思っています。
この本を執筆・編集された一人、まえがきを書かれた、田辺眞人先生(※)に「芦屋の生活文化史」を
蘇らせましょう!と、提案しました。「みんな頑張って発信してるねん。君も頑張れ!頑張っていきましょう!」と、
激励を頂きました。私一人の力は微力ですが、何とか皆さんの力もお借りして成し遂げたいと思っています。
(※)田辺眞人先生:私が県立芦屋高校時代、歴史の授業を教えてくださいました。
詳細は、インターネットでプロフィールを調べてください。園田学園女子大学名誉教授。
兵庫津ミュージアム名誉館長・阪神シニアカレッジ学長・兵庫県史跡編集委員も務める。
ラジオ関西「田辺眞人のまっこと!ラジオ」、NHKテレビ「新兵庫史を歩く」などにも出演。
・先生の授業中に教わったトリヴィア
「阪神電車の駅は何であんなに短く存在するか、知ってる?」
「路面電車の停留場と競ってたんやで。」https://www.city.ashiya.lg.jp/gakushuu/shishi/documents/seikatubunka.pdf
以降、続く。