10月の朗読会「おとかたりの夜」が終わりました。
今日は、久しぶりに「朗読会 おとかたりの夜」の、ご紹介を致しますね。
おとかたりの夜は、本や絵本、歌詞やコラムなど、感銘した文章などを朗読する会です。
あまりこだわりや決まりはないので、過去にはBGMを流しながら写真集を観るというのもありまして、自由に表現する会です。
今回は、「声」についてから始まりました。
声の質、高さ、重さ、速さなど、同じ言葉も意味が変わる。
面白いですね。
そして、会の名前の通り、ウクレレ伴奏と歌「ララルー」を発表してくださいました。
ララルーは、ディズニーの大好きなわんわん物語の挿入歌。
赤ちゃんをあやす曲は、ほんとうに優しく愛らしくしあわせな気持ちになる曲で、みんなで一緒に歌いました。(朗読の発展系ですよ)
今回児童書や絵本が、かなりツボにはまりました。
「ヘンテコ森に行こう」
は、なんと発想が自由なことか!
児童書や絵本は、もとから自由で妄想な世界ですけど、これほどあちこち飛んでいくとは!
と、妄想家のわたしもおどろき楽しかったです。
そして、くどうなおこさんの童話。
大好きな作家さんで、のはらうたが有名ですが、こんな長編のかわいいお話は知らなかった。
そして読んでくださる方の声がはまりにはまり、本当に話の世界にいるようでした。
そしてもう一冊も、くどうなおこさんと息子さんの松本大洋さんイラストの絵本!
「いる」じゃん
大人版絵本という感じの内容とイラストは、本当に素敵に心にガツンときました。
やはり、この親子おそるべし!
じつは、松本大洋さんのおとうさま、、、が、2回めにヒプノ を習った、故 松本東洋さんで。
わたし「何勉強してきたんだ?」と、かなり叱られましたけど、久しぶりに思い出してなつかしくなりました。
そしてわたしは、2つご紹介。
ひとつめは、山田耕作の
「生れ月の神秘」。
占星術、誕生月占いの本です。
山田耕作って、あの山田耕作で、なんと星占いの本なんです!
海外留学に西洋占星術と観相など、じつはしていたらしいです。
生前を知る方の解説も面白く紹介したのですが。
なにより、言葉と文章が美しく、品格があるのです。
大正の方の言葉遣いだからか、音楽家だからなのか、人柄なのか?
それはわかりませんが、今の星占いの文章とやはり違うのです。
それに、内容も現実的で細かく、納得してしまいました。山田耕作が好きになりました。
余談ですが、
朝ドラに、志村けんさん配役で、山田耕作が気難しい人柄で出てくるそうですが、解説の中の山田耕作は、イタズラ心がありウィットにとんだ楽しい方だとエピソードがありました。
そして、直感が鋭く、人を常に観察するのが趣味で、この本はそこから生まれたのではないかとも、ありました。
今わたしは星にハマっていますが、図書館で見つけました。
ハマらなかったら、そうでなければ知らなかった、出会わなかった本です。
これは欲しい!
そして2つめは、自作のお話し「へとへと」でした。
へとへとにならない薬を売るアヤシイ営業トークというのかな?
そんなお話を、一人称の語りのお芝居として、小芝居してみましたら。
楽しかったです。
喜んでもらえてよかった。
次回も、自作のお話しをやってみます。
そんなこんなで夜はふけて。
次回またお会いしましょう。
全てはうまくいっている。
ではまたね。