2026/09/01 10:03

医療安全管理指針

医療安全管理のための指針

ふれんど歯科クリニック

本指針は、当院における医療安全管理体制を明確にし、医療事故の未然防止、発生時の適切な対応、再発防止を通じて、患者に安全で質の高い歯科医療を提供することを目的とする。

1. 基本方針

医療安全は、すべての職員が日常業務の中で継続的に取り組むべき重要課題である。当院は、院長の責任のもと、職員一人ひとりが安全意識を高め、患者確認、感染対策、医薬品・医療機器の安全使用、緊急時対応等を徹底する。

2. 医療従事者と患者との間の情報の共有に関する基本方針

当院は、患者が自らの診療内容を理解し、納得したうえで治療を受けられるよう、医療従事者と患者との間で必要な情報を適切に共有する。診療にあたっては、病状、検査結果、治療方針、治療方法、予想される効果、リスク、副作用、代替手段、費用等について、患者に分かりやすい言葉で説明し、患者の意思決定を尊重する。また、患者および家族等からの質問や相談に誠実に対応し、診療録等に必要な説明内容および同意の状況を記録する。

3. 医療安全管理体制

院長は、当院の医療安全管理の最終責任者として、医療安全管理者、医薬品安全管理責任者、医療機器安全管理責任者を定める。各責任者は、職員への周知、手順の整備、点検、改善策の立案および実施状況の確認を行う。

4. 医療安全ミーティング

当院は、医療安全に関する情報共有、ヒヤリ・ハット事例の検討、改善策の確認を目的として、定期的に医療安全管理委員会または医療安全ミーティングを開催する。開催内容は議事録として記録し、適切に保管する。

5. ヒヤリ・ハットおよび医療事故の報告

職員は、患者に被害が生じなかった事例であっても、事故につながる可能性のある事例を速やかに報告する。報告された事例は、原因を分析し、再発防止策を検討したうえで、必要に応じて手順書やマニュアルを見直す。

6. 医療事故発生時の対応

医療事故または重大な健康被害が発生した場合は、患者の救命および被害拡大防止を最優先とし、院長へ直ちに報告する。必要に応じて救急搬送、連携医療機関への紹介、関係機関への報告を行う。患者および家族には、事実経過、現在の状態、今後の対応について誠実かつ速やかに説明する。

7. 院内感染対策

標準予防策を基本とし、手指衛生、個人防護具の適切な使用、器具の洗浄・消毒・滅菌、診療環境の清掃、針刺し・切創事故防止を徹底する。感染症が疑われる場合または院内感染が発生した場合は、速やかに状況を確認し、必要な対策を講じる。

8. 医薬品および医療機器の安全管理

医薬品については、保管、期限確認、投与量、禁忌・アレルギー確認、誤投与防止を徹底する。医療機器については、使用前点検、定期点検、保守管理、職員への使用方法の周知を行い、安全な使用を確保する。

9. 職員研修

医療安全、院内感染対策、医薬品・医療機器の安全使用、緊急時対応等に関する研修を定期的に実施する。研修を実施した場合は、日時、対象者、内容、講師等を記録し、職員に継続的な学習機会を確保する。

10. 記録および保存

医療安全に関する委員会・ミーティング議事録、ヒヤリ・ハット報告書、医療事故報告書、研修記録、機器点検記録等は、定められた期間、適切に保存する。記録は客観的かつ正確に作成し、個人情報の保護に十分留意する。

11. 指針の閲覧および見直し

本指針は、患者および家族等から閲覧の求めがあった場合には、原則としてこれに応じる。医療安全管理体制、関係法令、診療内容、事故報告の状況等を踏まえ、必要に応じて本指針を見直し、改定内容を職員に周知する。

制定日:令和6年8月1日