大山グルメ食道って?
物語へのプロローグ
2013年12月に山陰道の名和ICと赤碕中山ICがつながりました。これにより町内を走る国道9号線の交通量は激減しました。
アクセスの利便性が上がる代償として、周辺の事業者にとっては売上・集客が下がるなど厳しい現実を突きつけられることとなりました。
実のところこれまでとは状況が違います。
この2つのICの開通は、念願の出雲・松江から鳥取への一本化となり、交通量はこれまでとは比べ物にならないほど減少。
今、危機的な状況を生み出しつつあるのです。
官民がタッグ!立ち上がった町の有志達この危機的状況を何とかせねばと今、町をあげての取り組みが始まりました。
それが「大山グルメ食道プロジェクト」。通過点になった町内の各ICで途中下車してもらえるようにと、食を通じて町をPR。
各商品は、地元素材を使った味としておいしさに加え、地元への“思い”というスパイスがぎっしり。ご当地グルメで町に元気を。
ぜひみなさん、おいしいものいっぱいの大山町にて途中下車の旅をお楽しみくださいませ。
豪円山のろし台から見る北壁
山だけじゃなく、海の恵みも満載の大山町!
中国地方最高峰(1709m)となる名峰・大山(だいせん)。
その山頂からその先を見下ろすと広がる日本海までが大山町であり、そのため山の恵みはもちろん、美しい海に広がる海の恵みも町の貴重な資源となっています。
元々大山は「黒土(くろぼく)」という良質の素材ができる肥沃な大地は上質の野菜や果物を生み、さらには全国でも有数の天然水の宝庫、さらには山から湧いた水が川となり、海に流れることで、その川の水を飲んで育つ牛や豚や鶏などの家畜、そしてミネラル豊富な大山の水が流れ込んだ海で育つ魚貝類は最高の品質に。
そんな素材を使ったご当地グルメを今回新たに開発し、地元の人気店が「町に元気を」の合言葉で販売をしているのです。
5店・9アイテムのご当地グルメが誕生! 今後どんどん増えていく予定ですが、初年度となる今年は全5事業者が参加。
いずれもこのお店でしか買えない逸品ぞろい。いいとこいっぱいの大山町へ、ぶらりグルメなドライブへとお出かけください。
日本海を臨む名和海岸