「噛む」ということは、人間が生きていく上でとても大切なことです。もし、はがなくて噛めなければ、おいしくご飯を食べることができません。では、具体的に「噛む」ことの働きはどんなものがあるのでしょうか。
消化を助ける
食べ物の中の異物を発見・除去する
味覚(噛むと味がよくわかる)
唾液の分泌を促す
脳細胞を刺激する
顎の発育を促す
「噛む」ことの働きはこんなにたくさんあります。ただ単に、食べ物を小さく飲み込みやすくするだけではないのです。例えば、お肉はまる飲みしたら、そのおいしさがまるでわかりません。自分の歯やよく噛める義歯(入れ歯)で噛んで、初めておいしいと感じるのです。
そして、「噛む」ための歯をむし歯や歯周病などで失わないよう、日頃から正しく歯みがきを行い、定期検診に歯科医院を訪れるようにしましょう。