蓄熱暖房器

〜ふんわり ぽかぽか 春の陽だまりのような やさしい自然な暖かさ〜

暖房器本体表面から放熱される遠赤外線で体の芯まで暖まります。

 

    

蓄熱式電気暖房器とは

本体に組み込んだ蓄熱レンガを、安価な深夜電力によって加熱し、熱を蓄えます。
夜間に蓄えられた熱を翌朝から暖房器本体表面より放熱(輻射熱)し、室内をムラなく温める暖房機器です。
高気密・高断熱住宅に最適な暖房機器です。
日中の放熱中はもちろん、夜間の蓄熱中も暖房効果がありますので、24時間暖房として使用できる機器であり、火を使わないのでお部屋内の空気がとてもクリーンに保てます。
放熱方法には強制放熱(ファン内蔵型)と自然放熱(ファン非内蔵)の2種類があります。

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なぜ蓄暖が選ばれるの?

1.ヒートショック防止

●家庭内の高齢者の死亡原因で一番多いのが「ヒートショック」です。

ヒートショック(約17,000人/年) > 交通事故死(約4,400人/年)
家庭内における死因の実に4分の1にあたります。                      

※病死判定されるケースも多くあり、ヒートショックが原因となる死者数の実態はは更に多いと推定されます。

 

●ヒートショックとは室温の急激な変化により引き起こされます。

寒い部屋に移動 → 急激に血圧が上昇し心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。
血圧が上昇した状態での入浴 → 急激に血圧が低下し意識を失い浴槽で溺死。 

 

●ヒートショックの防止には家の中の温度むらを無くす事が有効です。

蓄熱暖房の図2.jpg

 

2.ハウスダスト飛散防止

●アレルギー(喘息やアトピー等)の一番の原因はハウスダストです。

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輻射と自然対流で暖房する蓄熱式電気暖房器はハウスダストを巻き上げません。
ハウスダストを含む室内空気は、700℃を超える蓄熱レンガの中を通過して室内に流れますので、送風は非常にクリーンです。

  蓄熱式電気暖房器を採用したユーザー様から、アレルギー症状が低減したという声が多数寄せられています。 

 

3.結露防止

結露は外気と室内の温度差に加え、水蒸気を発生する燃焼型暖房器を使用する事で発生します。 結露により発生するカビはダニの餌となりアレルギー発症のリスクが高まります。 もちろん結露を放置することで建物自体にダメージを与え住宅の寿命が縮みます。

 

  蓄熱式電気暖房器は燃焼部を持ちませんので、水蒸気が発生せず結露を引き起こしません。 

 

4.約5時間の通電で24時間暖房(※深夜電力契約の場合)

蓄熱式電気暖房器は一日平均約5時間の通電で24時間暖房します。

 

5.積雪量や外気温に左右されない暖房器

蓄熱式電気暖房器は屋外に室外機を持たないため、外気温の変化や積雪量によって運転性能(効率)は変わりません。
また、積雪により室外機が埋もれたり、凍結により暖房運転が停止する事もありません。
※室外機の霜取り機能には、蓄熱暖房器と同様にヒーターが使用されている機種もあります。

 

6.高耐久・省メンテナンス

蓄熱式電気暖房器の耐用年数は約25年。
燃焼式の暖房器の2.5倍の耐用年数を持ちます。
消耗部品はヒーターと送風ファンのみで、主要部品の蓄熱レンガは半永久的に使用できます。

 

  修理や買い替えを含めた長期間のランニングコストでは蓄熱式電気暖房器がもっともお得です。 

 

7.静音性

蓄熱式電気暖房器には燃焼音がなくとても静か。
ファンの送風音も殆ど気になりません。
※ファンによる送風は輻射熱暖房の補助機能なので、非常に柔らかく送風します。音も静かでハウスダストを巻き上げません。