塾長・講師ブログ
手で書く意味
私の友人達から「特に新入社会人がメモを取らない!」とよく聞きます。
昔は便利なものが少なく、小学生時代から大学生時代まで黒板の文字を書き写すのが当たり前でした。しかし、今日はプロジェクター等の授業でスクリーンに映写された情報をノートに取ろうとしない大学生が増え、書き写すのではなくスマホで写真を撮るだけの学生も多いそうです。
書くこと、書き写すことによって何をしているかを考えるべきではないでしょうか?
例えば、単語や熟語を眺めているだけでなく、何回も何回も書き写すことで、視覚だけでないより多くの感覚を使うことができます。そうすることによって、より深いレベルで物事を記憶することができます。何でもかんでも写真をとったり、見て終わるだけでなく手で書いて覚える事の重要性を今一度考えてみて下さい!!
峠
買い物の途中で映画館【・・・シアター? シネマ? 映画劇場?(古すぎ)】
の前を通りがかったたら看板【・・・ポスター?(時代、気にしすぎかな)】
に書かれている「峠」という文字が目に飛び込んできました。その横にサムライが立っていて。
もしかしてあの「峠」? なつかしっ!
そうです。越後 長岡藩 家老 河井継之助(実在)の物語です。
当時、本を読むのが好きでなかったんです。でも好きになれたらいいのに
という思いはありました。背表紙に書かれている「峠」という文字にひかれて
上巻だけを買ったことを覚えています。タイトルだけで買いました。文庫本で上下巻でしたが、
今は上中下の3巻にになっているようです(歳が分かる)。読み終えて、走って下巻を買いに行きました。
時代は幕末です。日本の各藩(今でいうと「県」)は、佐幕派(幕府の見方)と討幕派(幕府の敵)
に分かれていたけど、この人は中立派で、しかも長岡藩(今でいうと新潟県)を
独立国にしうようとした人です。当時としては、考えられないことだったようです。
本を読んで泣けたのは、これが初めてで、これがきっかけで「竜馬がゆく」、
「花神」などの歴史小説を読むようになりました。本が好きか、嫌いかは、出会いが
あるかないかの違いだけだとつくづく思います。そーんなことを思ったつかの間でした。
コロナもそろそろ峠を越えて欲しいものです。
アインシュタイン
2021年は、アインシュタインがノーベル賞を受賞してちょうど100年目だそうです。
私がアインシュタインを知ったのは中学2年だったと思います。理科好きの友達から
ブルーバックス(講談社)の「相対性理論の世界」という本をすすめられて買ったのを覚えています。
宇宙船に乗って地球を回っている人は地上の人より時間がゆっくりすすむとか、スピードが速くなると
重たくなるとかとても不思議な内容ですっかりアインシュタインのファンになってしまいました。
伝記も何冊か読みました。きっとこれがきっかけで理科に興味を持ち始めたと思います。
また、不思議なことにアインシュタインは相対性理論でノーベル賞を受賞したのでなく光電効果の理論で受賞しました。光電効果とは、金属に光を当てると電気が流れる現象ですが、その仕組みを解明したというものです。自動ドアなどで使われています。
本屋さんへ行く機会があれば、相対性理論の啓蒙書を手にしてはどうでしょうか。
理科好きになるかも・・・。
やる気!!次第です。
中間テストが終わり、生徒たちが結果報告を続々としに来てくれます。
特に今回は新学年最初のテストということで、非常に大切なテストでした。
そんな中、毎日のように塾に来て集中して勉強に勤しんでいる生徒達は高得点を連発するなど素晴らしい結果でした!
また、三年生のある生徒は勉強をしなければならないという自覚を持ち、今回のテストでは積み重ねが必要な科目は伸び悩んだものの
全体的にしっかりと勉強を頑張り今まで以上の実力を発揮しました!
と、中間テストを振り返ることも大切ですが一カ月後には期末テストが待っています。
今まで頑張り続けている君たちはこのまま頑張れ!!
そうではない生徒も、もう今すぐにでも気を引き締めないとダメだよ。