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友人Fくんから友人Mくんへのプレゼントで、一瞬ですが私のところに来ました。

TEISCO(テスコ)の20w真空管アンプです。

トレモロとリバーブがついていますから、Fenderでいうとデラリバでしょうか。

 

1964年デビューで、この個体は65年製とのことですが、おー!私は小学生でした。

当時は、Fenderよりかなり安いとのことで、とても人気のアンプだったそうです。

いくらだったのか調べて見ましたが、定価42,000円!

ついでに当時の大卒初任給を調べると23,000円!!えー?給料1ヶ月分では全然足りない!!

山野楽器は1963年からFenderの販売を開始したようですが、当時のデラリバの国内価格は分かりませんでした。

いったいいくらだったんだろう?

 

時はグループサウンズ(若い方はご存じない?)が盛り上がりはじめていた頃。

イギリスにはあのビートルズがいました。

 

とあるプロミュージシャンが使っていたもののようで、中身は色々と手を加えてあるとのこと。

音を出してみると予想をはるかに上回る良い音でびっくり。

もっと痩せた頼りない音かと勝手に想像していましたが、もし行った先のライブハウスにあったとしたら、私は躊躇なく使います。

これ、相当なアップグレードしてあるのかもしれません。

人のものですので開けてはいませんが、Point to Pointですって。

とスピーカーを見たら、Fくんが入れたようでJENSENアルニコが入っていました!

いや、スピーカーの力だけとも思えません。

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私には、これ以上語る知識もありませんので、興味ある方はご自分で検索して見てください。

面白い経験をさせてもらいました。

二人のタイミングが合わず仲介役となりましたが、Mくんが持っている20年前のCTSポット550kの10%Aカーブ4個を、Fくんへのお礼にと預かっている次第です。