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愛用のアンプ『Fender Japan Tweed Champ TC10R改』

ソファーに座って弾くのにはちょうど良いサイズです。

 

実はこれ、貰い物。

友人Mくんが趣味でPoint to Pointに大改造したもの。

彼は鬼です!

 

そんなのを使っていたある日、友人FくんがCELESTION(セラミック)を持ってきてくれました。

Fくんは『安いものだけれど、これは意外に良いよ』と言うので、載せてみたらやはりCELESTIONの音がする。

オリジナルよりこっちだなとなる。

 

そんなのを使っていたある日、MくんがWeber(アルニコ)を持ってきてくれました。

JENSENのアルニコはマグネットの厚みがありパワー管にあたるために載せられないけれど、Weberはパワー管に接触しそうながら、ギリギリ載せられるとのこと。

 

Fender USAでも採用されているし、アルニコだし、Weberが悪いはずもないのですが、載せてみてやっぱりCELESTIONのキャラが好きだと分かり、CELESTIONに戻す。

セラミックが好きなのかも。

Fくんに電話で報告したら『分かる、分かる』でした。

Weberは、限定Wood Champを持っている友人Gくんのもとへ行くことに。

 

このChampは、スピーカーケーブルを交換できるようにとジャックアウト仕様にしてあります。

Mくんからは、アンプと一緒に3種類(白黒2本、橙黒)のBELDENスピーカーケーブルを貰ってあって、試した結果私は白黒の固巻きを選んでいました。

ところが、Fくんのアドバイスで、たまたま持っていたビンテージWEを試してみると、これが凄い!

速いし、情報量も多く、バイト感がとても好み!『うん、これだ!』

 

オリジナルの通り、このChampはダイオード整流のシングルエンドなので、 真空管は2本。

当初プリ管はSOVTEK(12AX7WA)、パワー管はJJ(6V6S)だったのですが、ある日MくんがTUNG-SOL(6V6GT)を持ってきてくれて、試したら『こっちだ!』となる。

その後、FくんのTUNG-SOL(12AX7)を借りて試したら、完璧好み!なれど入手が難しくなっているので、とりあえず保留。

 

Mくんはアッテネーターも作ってくれたので、当初はフルドライブで使うつもりでしたが、アッテネーターありでもまだ音が大きすぎて近所迷惑になりそうなので、やめました。←かみさんに叱られる。。。

 

昔バンドを組んでいた時に持っていた歪み系エフェクター(Hot Cakeもあったんです!)は全て人に譲ってしまって手持ちが何も無い!

『さて困った、何か良いものは?』と探しても、今のエフェクター事情がよく分からないので、歪み系、ブースター系を都合7個作っちゃいました。

20年ぶりのエフェクター自作ですが、ビンテージ系クローンの情報がネットにはたくさんあるのですね、助かりました。

トランジスタは、仕事の取引先が扱っているとのことで、Gくん経由でゲット!、これも助かりました。

 

そこからのTone Bender mk1.5っぽいシリコン(2N2924の2段)FUZZとJCM800系JFET(J201)ブースターの組み合わせがベストとなりましたが、2台オンのままでクリーン、クランチ、ドライブがギターのコントロールで自由自在になり、超お気に入りとなりました。

回路図とモディファイした値はGくんにフィードバック、すると彼も同じものを自作!好みが一緒なのです。

 

Mくん、Gくん、私と3人で弾き比べをしたのですが、三者三様の音がするのは面白かったです!

もちろん、Fくんにも後日弾いてもらいました。

 

友人たちのおかげでアンプの理解も深まり、今は本当に楽しい音で弾けています。

ここまで来ると米松のキャビが欲しい。。。

 

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