ダダリオのテンションカタログから抜粋して、アコースティック弦の緩めた時のテンション(kg)をまとめてみました。

データが音程ごとのために、1音半下げと2音半下げが混ざっています。

EJ16(フォスファー・ブロンズ/ライト)のデータです。

アコースティックギターを使い終わった後で弦を緩めるとしたら、どの程度緩めれば良いのか?

それは環境やギターの特性次第ですので、絶対に大丈夫という加減は無いのですが、少しでも管理のご参考になれば幸いです。

レギュラー 1音下げ

1.5音と2音下げ

2.5音と3音下げ

1/.012   E/10.57   D/8.39    C/6.67   B/5.94
2/.016 B/10.57 A/8.39 G/6.67 F/5.26
3/.025 G/13.70 F/10.89 E/9.75 D/7.67
4/.032 D/13.83 C/10.98 B/9.80 A/7.76
5/.042 A/13.56 G/10.75 F/8.53 E/7.62
6/.053 E/11.79 D/9.39 C/7.44 B/6.62
Total 74.02 58.79 48.86 40.87

青字は1.5音下げ、緑字は2.5音下げです。

 

参考資料として代表的なエレキ弦のテンションもまとめておきますので、併せてご参考になさってください。 

私もそうですが、エレキ弦のテンションはアコースティック弦に比べてかなり弱めですので、エレキギターの弦を緩める方はあまりいらっしゃいません。

緩めないことでネックが反ることも稀ですが、実際に反ってしまったエレキギターも診ていますので、絶対安全な数値との意味ではないとご理解ください。

EXL120 EXL110
.009 5.94 .010 7.35
.011 4.99 .013 6.98
.016 6.67 .017 7.53
.024 7.17 .026 8.34
.032 7.17 .036 8.84
.042 6.71 .046 7.94
Total 38.65   46.98