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休日を使って1日中どんな音が出せるのかの試行錯誤をしていましたが、PU順方向ではPeterのような魅力的な音にする限界を感じ、もう一度PU逆方向を試しました。

 

そもそも、2ハムのPUは逆向きマウントとなっていますので、それぞれのマグネットは同極の向かい合わせが標準です。

フロントPUのマグネットをフリップして順方向にマウントすると、フロントとリアの2つのPUの極性はN極とS極の向かい合わせになりますよね?

 

つまり、磁界、磁束の状態の違いが音に現れているのかと。。。

PU単体でも、磁力の大小は音の違いに現れますから、順方向でうまくゆかない原因がそこかと思った次第。

文系の私にはそんな推測までが限界です。

 

初めての改造ですし、その理由は不明ながら違いはポットの動きへの追随に現れました。

センターで、フロントとリアのボリュームがフルでは、PUの向きの違いによる差はほとんど感じられませんでしたが、ボリュームなどで調節しながら確認をするとPUの向きの違いでのポットの挙動の違いを確認!

順方向だとフェイズアウト感が強く出て少々音が細く感じてしまい、やはりPUは逆向きにした方がフェイズアウト効果が実用的になります。

 

▪️ニュートラルの位置

Fv:6 Ft:8

Rv:9 Rt:4

 

とりあえずここになりました。

ニュートラルを作っておくのは、50s配線の独特な挙動を効果的に使うための方法です。

 

▪️センターでの操作

・Fvの操作でセンターの歪みの深さが調節できますので、ここは音遊びのツボかなぁと。

・Fvの1〜8はハーフトーン感が強く、9はフェイズアウト感がMaxで、10でウーマントーン風なハーフトーンに。

・Fv:9の前後のフェイズアウト感も狭い幅ながら調節ができました。

・Rvを9にしたのは、Fvを2.5にすることでAlbatrossの雰囲気が得られたからです。

やはり、Albatrossはセンターか?

 

ニュートラルのボリュームとトーンの調節値は、私のPU(MMK61)の特徴によると考えています。

使うアンプとそのトーン調節次第かもしれませんが、フロントやリアの独立した使用(普通の使い方)のときにも、ここではもっと明るくとか、ここではもっとダークにとかを調節できるようにしてみた結果です。

でもこれは、厳密な値ではなく人それぞれどころか、私も使ってゆくうちに変わると思います。

 

ともあれ、目標としているセッティングは、アンプとエフェクターは固定でギターのコントロールで自由に音を変えることができるようにです。

センターはストラトっぽい音がするのが魅力ですが、Kirk Hammettも『Greenyは100wのMarshallで鳴らしたストラトのような音が(も?)する。』と言っていたようです。

あくまでも『ごっこ』の領域で、似ている気がするだけですよ!

比べている相手は、今では家一軒分の価格になっているビンテージですから。

 

さてさて、しばらくはこの状態で遊びながら確かめてゆくことにします。

これにて『仮解決』ということで。

 

とは言え、また追記となるかも。。。