ナットの6弦と1弦の位置を測ったり、交換するナットの弦溝位置を決めるためのスケールで、アルミのアングルにスケールを貼り付けたものです。
私は弦の位置をナットの端からでなくネックの端(1Fフレット端?)から測りますので、このようなものを使っています。
様々な弦位置の例をいくつか。。。
このギターは
6弦はネック端から3.5mmくらいにあり、1弦も3.5mmくらいにあります。
このギターは
6弦は4.2mmといったところでしょうか、1弦も4.2mmくらいですね。
このクラシックギターは
6弦は5.5mmくらい、1弦は5.8mmというところでしょうか。
これを作ってからは、ナット交換での元の弦位置の再現が非常に楽になりました。
ナットの弦位置は特に決まりというものはなく、押弦した時に弦がフレットから落ちずに程よい弦間が得られればそれで問題はありません。
なお、鉄弦ギターでは同じ間隔に、クラシックギターでは1弦側を6弦側より少し広めにとってあるものが一般的です。