FくんにLa Bella(ラ・ベラ)のB1150エレキ弦をもらいました。
Fくんも私と同様に011使いのBlues Sliderで、私にとっての師匠です。
『張ってしばらくすると"木鳴り"が聴こえてくるよ、懐かしい昔の音がする弦だ。』とのこと。
彼の言う昔とは40年ほど前の話で、私はその頃ベース弾きでしたから、Fくんの言う『懐かしい音』というのは分からないながら、やや強めの芯がアタックの明るさ(パンチ感?)を感じさせますが派手さは無く、張り感があるのに柔らかさを感じるという不思議な弦です。
Ernie Ballでもなく、D'Addarioでもないキャラクターを持っていると思います。
ついでに比較をしてみようと同じLa BellaのHRS-BLをお取り寄せしました。
まず張ってみて、今まで愛用していたErnie Ballは比較的に派手な弦だったと感じました。
どちらも、張って5日ほどで『木鳴り』が聴こえはじめました。
特にHRSの方は、2週間目辺りから中空感(ドライ感?)を感じはじめています。
もちろん、GくんとMくんにはこれらの弦を紹介して、MくんはB1150が気に入っているようです。
相変わらず仕事が忙しすぎるGくんは、お取り寄せはしてあってもじっくりと試す時間が取れず、悶々としているようでお気の毒です。
La Bellaのサイトの記載では、B1150は60年代の作り方を復活させたビンテージトーン、HRSは広いジャンルで使えるトーンとのこと。
しかし、どちらも地味系のダークな印象ですから、『モダン派』の方には物足りなさをお感じになるかもしれません。
『クラシック派』の方は、ハマる方もいらっしゃるかもしれませんので、よろしければお試しを。
どちらも、Les Paulの50s配線との相性は良いと感じていますが、じっくりと腰を据えて音の変化をお楽しみください。
私はHRSが自分に合っているように思えています。
そうそう、私の好きな音を言っておかねば!
Peter Green、Dickey Betts、Gary Moore(晩年)、Gary Rossingtonたちでございます。
あくまでも、私の個人的な主観でございますので、ご容赦を!