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FURMANの電源タップをFくんからしばらく貸してもらうことになりましたので、その顛末を。

Mくんからの8460DCケーブルに続いての電源強化です。

 

今まで使っていたのはとりあえずで用意したホームセンターで売っている一般的なタップでした。

それでも、ブースト系エフェクター3連装でもかなりノイズを抑えたセッティングを見つけ出せてほぼ満足な音になっていたのですが、夕方ころになると昼間には無かった妙なノイズが時折り現れていてノイズフィルターを搭載した電源タップの導入を考えていました。

 

そこで、ライブ経験てんこ盛りのFくんと電気のプロのMくんに相談しつつもどれにしようか決めかねていたところ、複数個所有しているFくんが『電源環境はその地域環境もあって、効果の良否はすぐには分かるものでもないから、しばらくこれを使ってみてごらん。』とこのFURMANを貸してくれた次第。

 

以前はエフェクターは電池駆動と決めていましたので、高品位な電源タップを使うのは私は初めてです。

まずいきなり分かったのは、音への影響でした。

その影響は私には意外に大きなもので、使っていた一般的なタップと比較すると音の芯が強く、硬質感さえあります。(私見です!)

嫌な感じはしないながらも、絶対に良い!とも感じられない不思議な印象です。

 

ノイズフィルターの効果は、ノイズは元々かなり小さく抑えられていましたのでアンプのボリュームを家庭音量以上(音は出せません)にしてみると確かに減少しているのが確認できました。

 

肝心の音がイメージしていたものから微妙に変わりましたので、まずはこのタップでそれぞれのエフェクターやアンプがどのような挙動になるのかを確認しながら再設定していたところ、いつの間にか夕方の妙なノイズが無くなったことに気づいたのですが、ナチュラルにノイズを回避する設定に行き着いたと理解した次第。

ピックアップバランスも含めて色々といじっていて気づいたらということなのですが、このタップにしたことで一般的なタップでは出し切れていなかったドライ感が出てきたこともあり、原因の断言はできませんが結果オーライということで。

 

Fくんの話では、同じ価格帯の別メーカーのものでこれほどの硬質感とならないものがあるようで、私も第一印象ではそっちかな?と思ったりもしたのですが、結局はこっちだと実感してFくんに報告です。

Fくんは、こっちが私に合うと確信していたようで、『ならば、そのまま使ってくれ、FURMANは自分には合わないと感じていて、そっちに買い換えるつもりでいたし、きっと気にいると思っていたよ。』とのこと。

Fくん、ありがとー!

 

今回、電源タップでエフェクターやアンプの設定のみならず、ピックアップバランスまでもが変わる体験をしたのですが、ペダルボードの中のエフェクターをひとつ変えたかのような印象だったのにはいささか驚きました。

これより高額なものもいくつかありますので、それらがどのようなものなのか気にはなりますが、今の私にはこれで十分だと思うようにします。

電源タップも沼のようなので。。。

 

この顛末は、あくまでも私の環境でのケースだとご理解くださいませ。