誰もが気になるネックの反りですが、緻密に確認するのには1Fとネックジョイント部のフレットを同時押弦し、ネックの真ん中のフレットと弦との隙間、そうネック・リリーフを測ることになります。
測るのは『シックネス・ゲージ』という隙間を測るツール(ご存じない方はググってください)を使いますが、これ、慣れないと正確に測るのはいささか難しいです。
ということで、『ん?なんだか押さえにくいぞ!』と感じた時のために定期的にネック・リリーフをスマホで撮影しておくと良いかもしれません。
しかし、1Fはカポをつければ良いのですが、ジョイント部のフレットを押さえたままスマホで撮影ってどうやる?
私はこうやります。
これはクイックバークランプと言いまして、樹脂製でとても軽く、レバーで簡単に片手でも締め付けることができます。
外すときはリリースボタンを押して。
使っているのは画像の長い方(150mm)で、口部のコルク板は私が貼ったもの、売っているものには付いていませんので。
また、短い方(100mm)ではボディ厚に足りませんのでご注意を。
ホームセンターで売っていますが、数百円程度ではないかと思います。
ジャストサイズのコルク板は売っていませんので、適当なサイズのものをカットして作ったのですが、もしカッターで切る際には、まっさらの刃じゃないと切りにくいので怪我にご注意を。
撮影はスマホに接写レンズを使いますが、これは100円ショップで買えます。
撮影した画像です。
ピント合わせは被写体との距離を加減する必要がありますが、慣れれば簡単です。
写真アプリに撮影日が残りますのでメモなどは不要、もし面倒でなければ画像をメモアプリに張り付けておくと画面スクロールしての比較が楽にできます。
『ん?』と感じた時の違いの確認のためですし、落とす恐れありですのでギターは持たず、テーブルの上などに置いた状態で撮影して構わないと思いますよ。
エレキギターでもこんな感じです。