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MくんにBELDEN 8410をもらいました。

 

ゴキゲンなアンプが完成したMくん、シールドを決めようと3種類のBELDENを購入したそうなのですが、その中の8410が自分の弾き方には向かないけれど私には合うのでは?と持ってきてくれた次第。

ありがたいことに、 Mくんは私の好みを確実に把握しているようです。

8410は巷の評価から自分には合わないだろうと勝手に思い込んでいて未体験でしたが、ミッドハイからハイの成分が実に魅力的!

試してみるべきなんですね。

 

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そして、これはそのあとにゲットしたカールコードです。

 

以前からカールコードを愛用しているFくんには評判のカールコードの特徴と、人それぞれだけれど自分としての選択の理由を教えてもらっていましたが、実は私はカールコードを持った経験が無く、音の確認もせずに、深く考えることも無しに『とりあえずゲット』した次第です。

 

さて、早速Mくんにもらった8410とアンプ直にて比較するとやはり誰もが分かるレベルで劣る音質ですが、ノイズは8410とは差をほとんど感じない程度だったのは幸いです。

ギターとエフェクターとの間に使うと当然エフェクターの効果にかなりの違いがありますが、逆にメリットと感じたことがあって、それはピッキングのニュアンスへの反応です。

 

タッチを強めたときの歪みの深まり方が8410より遅く、クリーンクランチの幅が広いと言えば分かりやすいでしょうか、8410は軽いタッチでも歪みやすいのですが、カールコードではもう少し強いタッチにしないと深い歪みが始まらないのです。

これって、性能が劣っている証しなのでしょうが、『押し引きの醍醐味』という意味ではそこが私の選択の理由になりそうです。

帯域の広さと芯の強さ、総合的な伝達性能では8410が本当に優秀なのだと分かったのですが、このカールコードの反応は個人的に楽しいと感じます。

 

ということでギターとエフェクター間に『カールコード』、エフェクターとアンプ間に『8410』となりました。

何だかまるでカールコードがイコライザーになっているようなイメージになっています。

 

これまではエフェクターの前も後ろも良質なシールドを使うべきと考えていましたが、あえての別選択もありなのでしょうか?

ともあれ、なにせ初めてのカールコード、ベストか否かはまだ判断ができませんのでしばらく使ってみることにしますが、どうやら高品位なものではなく、どこがどう劣るか次第のようなので探すことも続けるつもりです。