ポリスライダー・ワッシャー装着を、古いTokai、Orville、古いGreco、Gibsonのブリッジに試すことができました。
ワッシャーの厚さも別働隊のおかげで0.5mm、0.8mm、1.0mmを用意できたのですが、サドルスクリューの長さとスクリュー先端のテーパー、ブリッジベースにあるスクリュー保持穴径がさまざまで、合うワッシャーすべての用意はいささか難しいことが分かりました。
スクリュー長が約13.5mmであれば、0.5mmのワッシャーを使って最も効果的な装着が可能なようですが、実際の判断は現物合わせでとなる結果です。
合わないものがございますので、ワッシャーの装着は、ABR-1タイプのブリッジのギターの修理・チューンの際に、ご希望のお客様へのサービスとして承ることにさせていただきますが、サイズの確認後の判断で効果的な装着ができないとなる可能性をご了承くださいませ。
Tokai LS-60('80)オリジナル・サドルには、0.5mmで効果的に装着できました。
Orville LPS-75('92)オリジナル・サドルには、0.5mmで効果的に装着できました。
Tokai LS-60にSCUDのブラス・サドルには、1mmで脱走はしませんが少し緩めです。
確認したGreco(おそらく80s)はTokai、Orvilleとほぼ同サイズでした。
Gibsonは保持穴サイズの公差が大きく、現物を見させていただいての判断となります。
メーカーによるサイズと精度の違いが分かった次第ですが、機会あれば調査を続けるつもりでございます。