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別働隊から2種のワッシャーが届きました。

ポリスライダーとピーク。

私の知らない素材ですが、どちらも樹脂界ではすごいもののようです。

 

ジュラコンとセルロイドを私の方で用意できて、当初の塩ビと合わせて5種の検証の結果、ポリスライダーがナチュラルな音がしつつラウド感もあり、サスティンが若干伸びた印象があります。

 

実は、塩ビの音もいいなと感じたのですが、やはり柔らかい素材ですので耐久性についてはいささか不安が残ります。

 

ポリスライダーの耐久性については、メーカーの説明では外圧による変形はほとんどないとのこと。

さらに、摩擦係数が小さいとありましたが、その通りサドルの調整はスムースです。

もちろん、ワイヤー無しで逆さにしてもサドルは落ちませんので、サドルが脱走しないノンワイヤーブリッジとなりました。

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ABR-1用の処置台を作りましたが、向こう側サイドにいずれインチ用のスタッドを立てる予定です。

これでタイトなワイヤーの作成も楽になりそうです。

 

今回試したブリッジは、Orvilleオリジナル(国産)と愛用のOrvilleに取り付けた国産ABR-1タイプ(メーカー不明)の2つ、どちらも古いものでサドルは完全にルーズで、正直褒められない精度ですが、その誤差はワッシャーの装着感には問題はない程度でした。

いずれにしても、ワイヤーのある無しに関わらず、サドルがルーズなものにしか取り付けはできませんが、そもそも、タイトなら必要はありませんよね?

Gibsonや他メーカーのものはいずれまた。

 

いわゆる臨床試験の段階ですので、この改造は正式に承ることはまだできません、ご了承ください。

なお。音に関する説明は私の主観です、ご理解ください。

ワイヤー鳴きへの対応として、交換の選択が少ない国産ミリピッチのルーズなサドルのものでも、交換なしにワイヤーを安心して外せるような対策になればいいなぁと思っています。