基本理念
八ヶ岳のふもと 「共に働き」「共に生きる」
◆共同生活・地域社会の中で、仕事や活動を通して自身の存在に誇りを持ち「働く喜び」「生きる喜び」を実感する日々を目指します
◆八ヶ岳の自然豊かな環境に感謝し、自然を守ることを大切にしていきます
ご挨拶
2019年6月23日に開かれた「NPOあさひ」総会とその後に行なわれました理事会で推薦を受け、理事長を引き受けることになりました矢板です。
急遽、理事長に推されたことに戸惑いもありますが、これまでの「あさひ」との関わりから導かれたものと思い、引き受けることと致しました。
微力ではありますが、NPOあさひの発展に務めていきますので、NPOあさひに関わる全ての皆さんのご指導・ご鞭撻・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
私は東京から北杜市高根町へ妻と一緒に移住してから17年になります。
「NPOあさひ」との関わりは、あさひ福祉作業所の島充弘氏がご存命の時に、引売りで妻と一緒に甲府市や南アルプス市などに「安心・安全な卵・パン・野菜」などを配達と販売のお手伝いをしたことから始まりました。
また、島さんからの声かけで「お米作り」をいちから教わったことが縁となり、田植えや草取り、稲刈りなどで利用者と行動を共にしながら、お互いを知り合うことに繋がりました。
あさひの理念 《常にwithの精神で、地域社会の中で真の自立を目指す》
創業時からの思いがここに込められています。
真の自立とは…
・いわゆる福祉施設の枠組みにとらわれることなく、地域に根ざした生活、様々な人々との関わりのなかで障害者自身が存在価値を得、経済的な自立を目指す。
・仲間のために・誰かのために、自らできる事は行い、自身の役割に誇りを持つ。
・障害をもっていたとしても、支援を受けるだけではなく社会の一員となり得る。
あさひの利用者は、まさにこの力を備え、日々の生活を送っていると感じています。
この理念があり、そして多くの皆さまとの繋がりがあって、《あさひ》があります。
生きづらい現代の社会にありまして、この志を次の世代に引き継ぎ、《あさひ》を存続させていくことが私の任務と考えています。
理事会一同、心をひとつにして頑張っていく所存ですので、今後とも皆さまのご協力よろしくお願いいたします。
沿 革
昭和52年12月 私的運営施設「あさひ福祉作業所」開所
昭和53年 加工食品販売開始
平成5年 新宿舎竣工(労働省・障がい者多数雇用制度の寄宿舎建設助成制度により)
平成22年10月【特定非営利活動法人あさひ】として、法人資格を取得
平成27年11月30日 公益財団法人 社会貢献支援財団より表彰
平成23年 共同生活援助事業所【あさひテレサホーム】に改編
平成30年5月 就労継続支援B型及び生活介護事業の多機能型事業所【ぶーこっこ】に改編
令和1年 愛恵福祉支援財団・助成金によりプロジェクター設置
令和2年 (公財)山梨鈴木助成事業財団・助成金によりぶーこっこ厨房に新規オーブン設置
令和2年 NHK厚生文化事業団「わかば基金」の支援金により、ぶーこっこ更衣室増築
令和2年 ぶーこっこ店舗改修工事(アクリル板、レジカウンター等)
令和2年 株式会社ティーガイア・助成金により、ぶーこっこ厨房水回り改修
あさひの思い・あさひの歩み.pdf