清々しいとは
この香りのことと
私は思う。
30 年前に訪れた沖縄は
カルチャーショックの連続。
刺すような太陽
ビビットな色使い
食文化の違い。
ゴーヤジュースは苦くてしびれた
せっかくの、蒸し立ての月桃餅は、
熱風の中、食べものとは思えない香りで
喉を通らなかった。
でも、帰る日は空港で涙が出た。
すっかり虜に"沖縄病"になった。
今もそんな表現あるのかな…
コロナ禍の今、
いろいろなモノが凄いスピードで無くなっている。
月桃精油もその一つと聞いた。
どうすれば救えるんだろう。
蓮の花を見ると
心に浮かぶ文字
"極楽浄土"
どんな世でも、皆が願うこと
初めてのワークショップ。
細かいニュアンスを伝えるのが難しい。
でも、
関東以外の方と繋がれたことが、
何だか嬉しい。
今まで、生きてきて
初めての、緊急事態宣言。
世界的な流行に、生活が変わった。
それにより、気付かされた事多々。
そして、思ったこと。
自分でいる事。
うぐいすの声で目覚め、
大好きな鳥、エナガが朝ごはんを啄ばむ。
何の変哲のない、素敵な朝です。
自然は、
世の中のざわつきを他所に
ドンドン進み、
太陽は明るく、花は咲き、鳥は囀る。
でも、今年は違う。
人類は自然を壊して、利益を追求してきた。
そのつけが、この春、押し寄せて
日常を奪う。
十字架を背負う人類。
私は怖がりだから、
深い山や、深い海は行きたくないと
思う人。
誰かに言ったら"なんて勿体ない"と。
でも、この直感は
当たっているかも。
結界…見えない境界線を超えてはいけない。