度会町は、清流日本一に輝いた宮川や、支流の一ノ瀬川が流れ、その周辺には茶畑が広がる自然豊かな町です。全国的に鹿やイノシシによる農作物被害が問題となっている今、当町でもその被害は大きく、対策が不可欠となっています。獣害対策による三重県産鹿肉の消費拡大をきっかけとして、度会町のお母さんたち6名で「合同会社 味工房わたらい」を設立し、ジビエを使った「しかちゃんコロッケ」やそぼろ等の商品を開発してきました。現在はジビエだけでなく、町内産のお米を発酵させた米麹作りや、地元の野菜を使ったいろいろなおかずを作っています。