鳥海錦石のこと
鳥海錦石の店 (ちょうかいにしきいしのみせ)
|
1970年、先代の 佐藤峯男(大正9年~平成3年) が 石好きが高じて貴石で 装身具 を作り始めました。
鳥海山周辺 の山麓・海岸では 貴重な石 が 産出されておりました。
先代は独自に調査し 秋田県銘石産地概要図 を作成いたしました。 |
Pdfはこちら 天然石工房さとう秋田県銘石産地概要図.pdf (0.44MB)
( 旧バージョンのスマホの方は読み込めない場合がございます)
鳥 海 錦 石
本荘市・にかほ市周辺では、 赤玉石・瑪瑙石・珪酸化木 が産出され
先代は、それらを 鳥海錦石 と命名し広く紹介しておりました。
赤玉石について
学名は "ジャスパー" と呼ばれ、主に産出されております。
硬度は水晶より硬く 6~7度 です。
いくつかの濃淡のある色が交錯し、 流紋状 や 斑紋状 となり
独特な 優雅 な 色彩 を表現しています。
珪酸化木について
樹木 が地中に埋もれ、地中の 珪酸 を含む水分が 浸透 、さらには 置換 します。
長い年月をかけ 石化 したものが 珪酸化木(ペトリファイドウッド) となるのですが
中でも 瑪瑙(アゲート)化 したものは 硬質 で 美石 として珍重されております。
瑪瑙石について
半透明石 がほとんどですが
希少価値の高い 天然黒瑪瑙(オニックス) は国内最大の産地でした。
残念なことに海浜は漁港・護岸工事・海流変化
山麓と河川は災害防止工事等の開発により
当地でも 年々採集 が 困難 になっております。
当店ではこのような 貴重な石達 を、丁寧に 慈しんで 磨き上げてまいります。