快適なペットライフのために
□犬猫の年齢□ 自分の家のペットの年齢を把握しましょう。
ワンちゃん・ネコちゃんは人間の4倍くらいのスピードで年齢を重ねていきます。
人間と同じように、中高齢になると見つかる病気もあります。7歳で人間の42歳くらいと同じなので、7歳くらいを目安に一度、健康診断をしてみるといいかもしれません。
<年齢早見表>
犬・猫 | 1歳 | 3歳 | 5歳 | 7歳 | 10歳 | 12歳 | 15歳 | 18歳 | 20歳 |
人 | 18歳 | 26歳 | 34歳 | 42歳 | 54歳 | 62歳 | 74歳 | 86歳 | 94歳 |
※大型犬は、さらに1.2~1.3倍くらいの年齢になります。
□体重管理□ 体重管理はできていますか?
痩せていたり太っていたり、人と同じようにワンちゃんやネコちゃんにもあります。
ただそれが痩せすぎていたり、太りすぎていることは問題かもしれません。
痩せていってしまうことの原因には、ホルモンのバランスが崩れていたり、心臓や腎臓などの内臓の病気、腸内の寄生虫や悪性腫瘍が身体の栄養を奪っている可能性もあります。
食事の量やおやつの量を変えていないのに、体重が減ってしまうようなら注意が必要です。
反対に太りすぎることに関しては、病気が原因のこともありますが、主に「肥満」から色々な病気を引き起こしてしまうということが問題になってきます。
肥満になると、心臓病や糖尿病、関節炎、脂肪肝などになりやすくなってしまいます。
食事の量が適切でなかったり、おやつの量が多すぎてしまうと、ワンちゃんやネコちゃんは私たちより身体が小さい分、すぐに体重が増えていってしまいます。
基本的に食事やおやつは飼い主さんが管理しているものなので、飼い主さんが与え過ぎなければ問題ないはずなのですが、なかなか上手くいかないワンちゃん・ネコちゃんがたくさんいます。体重が重いために足を痛がっているなら、食事やおやつの量を管理している飼い主さんの責任なのです。
種類や年齢、骨格によって理想の体重が違いますので一度確認してみるといいかもしれません。
みんなでナイスバディ―を目指しましょう!!!!
□定期健康診断□
検査をしてみると、異常や病気が見つかることはよくあります。
また、健康そうなら検査は不要かと言ったら、そうとは限りません。動物は人間のようにささいな違和感があっても話すことが出来ないので、客観的に見て明らかな症状が現れたときは、それなりに病気が進行している場合もあります。定期的に検査をすれば、その分のデータが蓄積できるので診断の確実性が増しますし、小さな変化に気づけるかもしれません。
視診・・・全体的な健康状態や皮膚病などがわかります
聴診・・・主に心臓や消化器系の病気がわかります
触診・・・腫瘍や内臓の腫れ、関節炎などがわかります
打診・・・肺や消化器系の病気がわかります
血液検査・・・肝臓、腎臓、膵臓、ホルモンの異常などを調べます
レントゲン検査・・・骨の異常や結石などがわかります
エコー検査・・・臓器の状態や体内の出血がわかります
尿検査・・・膀胱炎の診断、腎臓の病気や糖尿病の早期発見にもつながります
便検査・・・消化器系の病気や寄生虫の有無がわかります
□歯みがきで歯周病予防□
ワンちゃん・ネコちゃんも長生きするようになり、いつまでもモリモリとゴハンを食べてもらうためのデンタルケアが重要だと言われるようになってきました。
今までは、歯石がついたら歯石とりをして取ればいいとう流れでしたが、年齢を重ねたり病気になったりすると、全身麻酔をかけなければいけない歯石とりのリスクも考えなければいけません。歯みがきをしてあげて歯石がつくのを防げれば、歯石とりをしなくても過ごせます。
ただ、今まで歯をみがいたことのないワンちゃん・ネコちゃんの口にいきなり歯ブラシをいれるとビックリしてしまうので少しずつ慣らしてあげる必要があります。
2010年夏から定期的に歯みがき教室を開催して、歯ブラシの使い方・上手に磨けるようになる方法・歯ブラシ以外のデンタルケア商品の紹介などをしています。教室への参加をきっかけに歯のケアを始めてくれた飼い主さんたちもたくさんいらっしゃいます。
ホームページの中でもお知らせをしていきます。
皆様のご参加をお待ちしています☆
□犬のしつけトレーニング□
一般家庭でのしつけは、訓練所で訓練士に預けて行うのではなく、家庭の中で飼い主さんがワンちゃんと一緒に行えるのが理想です。
色々な刺激に慣れさせてあげること、家庭内や他人・他の動物に対してのマナーなどを覚えてもらうことは、この先の十何年間をお互いが快適に暮らすために欠かせないことです。
怒鳴ったり叩いたりしても、どうして怒られているのか解らないことがほとんどで、言葉が通じない分、私たちが理解してあげなければいけません。
子犬でも成犬でも、家に迎えいれたその瞬間からワンちゃんは沢山のことを感じて学習していきます。ちょうど今、起こっている良いことも悪いことも、ワンちゃん自身が学習して繰り返すと得をするのか、やめた方が得をするのかを考えているのです。
どんな風にしつけをしたら良いのか、ワンちゃんが快適に過ごせる空間はどんな場所なのか、褒めてあげるタイミングはいつなのか、なんで吠えているのか・・・などの悩みを具体的にアドバイスできるように、しつけ教室を2010年夏からスタートしました。
教室を客観的に見ていて思うことは、とにかく飼い主さん次第だということ。褒め方とそのタイミング、困ったことが起きた時の飼い主さんの対応の仕方一つで、ワンちゃんたちは急に良い方向へ向かっていったりします。
しつけ教室に興味はあったけれど、なかなかその一歩を踏み出せなかった方、新しくワンちゃんを迎えいれて新たな気持ちでスタートしたい方、ちょっと困っていることがある方、‘noblog’のなかでも随時様子を載せていきますので、覗いてみてください。
参加されたい方はスタッフまで・・・☆
しつけ教室担当
wan on one(ワンオンワン) 佐藤大輝さん