2023/06/16 16:24
漢方の素晴らしさ
みなさん、お元気ですか?
梅雨に入り、じめじめした日が続きますね。
この湿気は、良さもありますが体にまとわりついて、体を冷やします。
そのため、痛みをお持ちの方はこの時期、この湿気のせいで症状が悪化することがありますね。
そんな時は、漢方を使って体の湿を取ることをお勧めいたします。
当店は予約制となっておりますが、その分、お一人お一人のお客様に時をかけて丁寧にお話をお聴きし、症状や病気の原因を漢方的な視点で探りながら、なかなか症状が改善しない方のこころのよりどころとなっております。
ここ数年は、地元の雄勝を中心に湯沢のほうからもお客様が増え始め、様々な症状の改善を目指して、漢方という宝物と一緒にお客様と一歩ずつ健やかな未来に向けて歩んでいます。
人生は100年時代となりました。長い人生を健やかに生きるためのヒントを数千年にわたるすぐれた漢方の叡智(えいち)から見つけて元気な身体を取り戻してみませんか?
お待ちしております。
2023/02/24 16:26
驚異の小宇宙人体
みなさん、お元気ですか?
お陰様で、私は元気です。
もうすぐ春ですね。今年の冬は寒暖の差が激しくてびっくりしました。さぞお疲れのことと存じます。
当店に新しくいらっしゃるお客様は、一生懸命治療したけれどなかなか思うように症状が改善せず、漢方の力に望みを託し予約していらっしゃる方が多いです。
予約後、丁寧にお話を聴いていくわけですが、その結果、お客様の体質や病気を引き起こしてしまうような環境的要因が分かってきます。
そんな中で、ストレスを減らす生き方や食養生、睡眠の仕方などを生活に取り入れながら、お客様の身体に合った漢方薬等を服用していきます。
その結果、以前よりストレスの少ない生き方をしながら、適度な睡眠と栄養をとり、体を漢方薬で調節しながら症状の改善につながる方を見ているととてもうれしい気持ちになります。
人間の体は小宇宙といわれるくらいに広く私たちの体を巡る血管は毛細血管まで含めると、なんと私たちの住む日本列島よりも長いのです。この血管が頭の先から足の先まで途中、脳や心臓や肝臓、腎臓といった臓器を通りながら体をつくる数十兆個の細胞に酸素と栄養素を届け、今日も私たちの体を様々な細菌やウイルスから守りながら日夜働いてくれています。
人間の体そしてそこに宿る命はどんな方も奇跡的に尊いものです。そんな大事な身体を今日も大切に使いながら、疲れたときは休み、また養生しながらこの人生100年時代を健やかに生きるために、漢方の考え方を取り入れた伴走型予約制漢方カウンセリングを受けながら、症状の改善を一緒に目指してみませんか?
2022/12/13 17:01
お知らせー伴走型漢方カウンセリングー
みなさま、お元気ですか?
寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?
お身体の調子はいかですか?
最近、地元の方を中心に来店される方が増えてきました。嬉しいことです。
当店は、予約制の漢方カウンセリングを行っており、一人一人のお客様の症状に合わせた漢方薬をきめ細やかにお選びいたしております。
詳しくは、新しく加わったホームページ上部の伴走型漢方カウンセリングの項目をご覧ください。
では、寒くなりますが体に気を付けてお過ごしください。
2022/10/21 15:16
徳川家康と漢方
みなさん、お元気ですか?
私はおかげさまで元気です。
今日は歴史と漢方が好きな私が、徳川家康と漢方の話しを書きます。
漢方というと中国4千年の歴史に裏打ちされた自然の薬草などを使った体に良いイメージがあると思います。その反面、漢方病院や漢方医院などの名称をあまり見受けないように、漢方って何というはっきり分からない印象を持たれている方もいますね。
漢方は、長い歴史の中で様々な方に対しておびただしい症例を積み重ねながら成り立ってきました。中国では、漢方とは実は呼ばず、中医学などの呼び方をします。漢方とは、日本での呼び名であり、中国から伝来した中医学等をもとにしつつも日本人に合うような薬も開発しながら発展してきました。
また、漢方とはお薬のことだけではなく、易などの暦を見て人生を占うことや針といった鍼灸、そして呼吸法などその範囲は多岐に渡ります。そんな懐の深さを見せる漢方ですが、その考え方の一部を現代に活かしていこうとする一つの形が漢方小町堂薬心の「伴走型漢方カウンセリング」です。
みなさんは、現代の医療といいますと一般的には病院等をイメージされることが多いかと思います。しかし、その形ができるのは今から150年ほど前の明治期に始まったものです。その前は、漢方を主体とする東洋医学が日本では主な治療法で、かの有名な徳川家康も漢方をこよなく愛し、平均寿命が織田信長の辞世の句にもあるように50年に満たない戦国時代に74歳まで生きています。
実は、「この印籠(いんろう)が目に入らぬか」のきめ台詞(せりふ)で有名な時代劇「水戸黄門」のモデルとなる水戸藩主水戸光圀(みとみつくに)は徳川家康の孫にあたり、なんとその印籠には貴重な漢方薬の成分が入っていたそうです。
その、貴重な漢方薬の成分の一つは生薬ではあるのですが、その生薬を含んだお薬は当店でも予約制で販売しております。滋養強壮、虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え性でお悩みの方は予約制の伴走型漢方カウンセリングを承っております。
健やかに毎日を生きたい方のあきらめない気持ちを漢方小町堂薬心は応援しております。では、またお会いしましょう。
2022/10/13 11:59
漢方カウンセリングの意味
こんにちは。
漢方小町堂薬心です。
当店では、伴走型の漢方カウンセリングを行っております。
これは、予約制で一人一人のお客様の心と体の状態を丁寧にお聴きし、漢方的な視点で体の質も含めて病の原因を探ります。
そのうえで、病気の原因となる食事や睡眠も含めた養生の仕方に気づいてもらいながら、お客様の体に合った漢方の上薬や高貴薬をお選びしています。
この漢方の上薬や高貴薬というのは、もともと中国の王様や貴族などのために処方されていたお薬で、効き目は良いが副作用が少ないのが特徴です。
世の中の漢方薬は、実は上中下に分かれており、一般的なものは、効くけれど副作用がある中薬に位置するものが大半です。
当店では、お客様の健康を考え、漢方薬の中でも特に副作用の少ない上薬や高貴薬を用意しております。
また、ただ単に薬を飲むだけでは病気がよくなりにくいことがあります。これは、家庭や仕事のストレスによって血の流れが悪くなり、体温が1度下がると各臓器の働きが20パーセント下がるという話の通り、せっかくのお薬の腸などからの吸収もストレスがない状態に比べ不十分となってしまうからです。
そのため、細やかな漢方カウンセリングを受けることにより、薬の効果を妨げているストレスを少しでも減らす生活をするにはどうすればよいのかも気づくことができます。
10年、20年、30年と人は生きる中で様々なことを経験します。40、50、60年といえばなおさらのことです。
その人生の中で、時に病を発症されることもあるかと思います。しかし、ピンチはチャンス、その病は何かご自身に対してサインを与え気づきをもたらしてくれます。
あるスポーツが好きな60代のお客様が、昨年末くらいから歩くのが容易でなくなるくらいしびれてしまう病気になりました。
しかし、いくつかの医療機関を1~2ケ月ほど回って治らず、ほとほと困り果てて当店にいらっしゃいました。
そして、丁寧な漢方カウンセリングを受け、病気になった原因と考えられる家庭のストレスを認識し、体を冷やす食べ物を食していたことに気づき、ご自身の幼少期からの体質を理解しながら、食養生も踏まえつつ漢方薬の上薬や体を作るアミノ酸やミネラルを服用したところ、今では歩くどころか走ったり、県外のスポーツ大会で病気前よりも良い成績を収めるようになっております。
この方とは、毎月定期的に2回ほどカウンセリングも含めてご来店いただいておりますが、病気になったことでご自身への理解が深まり、どのように養生も含めて生きればよいのかが以前より分かった結果、体が回復しただけでなくスポーツも含め以前より生きがいを感じられるようになったのだと思います。
今は、人生100年時代なので、健康に生きることが何にも代えがたい財産となると思います。
いま、そこに命の灯があるのであれば、そのあきらめない気持ちを大事にして欲しいと願っております。