当店にいらっしゃるお客様は、病気や症状の改善を目指して日々過ごされているのに、なかなか症状の改善しない方がよく予約を取っていらっしゃられます。

現在の医学は、明治期に欧米から取り入れられた西洋医学を基本としております。そのため、病気の原因を特定し、その病気に効くと考えられる西洋薬を使うことが多いです。しかし、現在の西洋薬のほとんどは、人工的に合成された化学物質で作られており、生身の人間の体には合いにくく、肝臓などで分解し、腎臓を使ってろ過しながら体外に排出しなければならず、それが十分できない体だと強い副作用が出る場合があります。

その点、漢方は、日本に奈良時代ころに伝わった中国の医学つまり中医学によって生み出された中国の薬が江戸時代ころまで、日本人の体に合うように試行錯誤を繰り返しながら、漢方薬を生み出しつつ発展してきた経緯があります。また、この地球上にある様々な植物から取り出した植物性生薬、そして、動物の体から取り出した動物性生薬、さらには鉱物などでつくられており、人間の体になじみやすいと考えられています。

漢方は、自然の中で生きる人間にとってなじみやすい生薬を中心として、いくつかの生薬を組み合わせて多面的に人間の体全体をみてつくられております。そのため、人間が人工的に作り出した化学的な西洋薬に比べて、体のいろんな部分に優しく作用する可能性がありますね。

そもそも、この広大な地球に存在する様々な生薬を組み合わせることは、地球が持つ途方もない自然の力を活かすことにつながると思います。そんな、可能性に満ちた漢方薬や漢方の考え方を活かして、漢方小町堂薬心は、お一人お一人の健康になりたいという可能性をあきらめたくない気持ちを応援しています!!