日記

2022-05-26 18:43:00

変わっていく街

用事があって、昔住んでいた街に

行ってまいりました。

 

用事も住んで、さてどこへ行きましょう・・・

と考えていたら、学生の頃よく通った

書店が閉店になると聞いて、

最後の見納めに行こうということに。

 

書店.jpg

 

私の大好きな店のウインドウの大帆船の模型も

これで見納め。

 

船.jpg

 

なんだか寂しいなぁ・・・

 

と思いながら書店の中に入っていくと

商品はすでに部門ごとに集められて

1階だけにまとめられていました。

(ほかの階は閉鎖されていました)

 

せめて最後の思い出に、何か買っていこうかと

思っていたのですが、小説も画集も

ほとんど残っていませんでした。

 

私の住んでいた街は、郊外に大きな

ショッピングモールができてから

それまで賑やかだった駅の近くは

すっかり寂れてしまいました。

 

あまり寂しいので、最後にこの街の名物

喫茶店『どんぐり』に寄って帰ろうと

いうことになりました。

 

喫茶店『どんぐり』はずっと昔からあって

今でも行列ができるほどの人気店です。

 

町は寂れても、こういった昔ながらの

名物店だけは生きて残っていてほしいと

思いました。

 

どんぐり.jpg

 

さて、このお店の座席は東海道五十三次の名前が

それぞれつけられていて、

机の目の前をUの字に水が流れてます。

 

どんぐり2.jpg

 

自分の注文した料理が桶に乗って流れてくると、

自分の座った宿場町の名の明かりがついて、

桶を抑えながらお料理をテーブルに置いて

完了です。

 

昭和の匂いのするいい雰囲気のお店の中で

ホッとひと時をすごしてから、『どんぐり』を

後にしました。

 

確かに大きな近代的ショッピングモールも

素敵なんだけど、ちょっと昭和の匂いの残る

この町も好きだった。

 

今度来る時,街はどんなに変わっているでしょう。

 

楽しみでもあり。

寂しさもあり。

 

※どんぐりの場所はこちらです - 沼津/喫茶店

 

今日はここまでといたします。

ご一読いただき、ありがとうございました。

 

明日も素晴らしい一日になりますように・・・